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The Look Of Love: The Burt Bacharach Collection

価格: ¥4,146
カテゴリ: CD
ブランド: Rhino / Wea
Amazon.co.jpで確認
   バート・バカラックの才能が作曲・アレンジで見せた最も偉大な表現は、流麗なストリングスを取り入れた音づくりである。これは、1962年から始まる10年間ほどの間に、ディアンヌ・ワーウィックや作詞家のハル・デイヴィッドと共につくり上げたものだ。彼らの輝かしい作品の多くが、この3つのCDボックスに収められている(1枚物のアルバム『The Dionne Warwick Collection』にも注目)。また、1957年(マーティン・ロビンスの「Story of My Life」)から1996年(バカラックとエルヴィス・コステロのコラボレーション作「God Give Me Strength」)にかけて発表された何十ものトラックも聴ける。名手バカラックの手による、軽さ、深いエモーション、音楽的な挑戦のブレンドは、いくつもの傑作と若干の不幸なケースを生み出した。そう、80年代の「That's What Friends Are For」と 「Arthur's Theme」以来、バカラックはあまり見るべき作品を発表していないのである。そんな少しばかりの不振はともかくとして、『The Look Of Love』は魅力的なポップのコレクションには欠かせない。(Rickey Wright, Amazon.com)
 バート・バカラックの決定版でしょう。外れなし ★★★★★
音質も良いし、時系列に沿った曲順もいい。曲も本当に名曲ばかり。まさに名曲のパッケージです。
唯一の不満は「ドント・ブレーキング・マイ・ハート」がロジャー・ニコルズ&スモール・サークルズ・オブ・フレンズ版でなかった事ですが、まあそれは別のアルバムで持ってるので良しとしましょう。洋楽ファンの方幾多の玉石混交のコンピレーションを買うくらいならこれを買うべし。
内容の濃さに比べたら決して高くない。
青春のメロディ バカラックは本当に懐かしいですね ★★★★★
3枚組75曲というボリュームですので、多くのバカラック・ファンにとって満足がいく収録曲だと思います。ありがたい企画でした。

バート・バカラックが稀代のメロディ・メイカーなのはこれらのヒット曲を聴くと実感します。
21世紀の今聴いても非常にうっとりとするような魅力ある曲ですね。あらためて素晴らしいコンポーザーだと思いました。

バカラックの音楽が大好きでした。このアルバムのお蔭で洋楽のヒット・チャートに、はまっていた頃の「遥かなる影」「雨にぬれても」「恋よ、さようなら」「サン・ホセへの道」「アルフィー」「恋の面影」など、数々の名曲の数々に再び会う事ができました。

1960年代から70年代のポップスシーンを考えた時に、バカラックがもしいなければ、世界のヒット・チャートはきっともっと貧弱になっていたと思います。まさしく膨大な“スタンダード・ナンバー”が次ぎから次ぎへと流れてくるようです。

そして、1960年代後半の世相を反映するかのような「世界は愛を求めている」は素晴らしいメッセージ・ソングとして今も必要とされていると思います。
♪だれかへの愛ではなくて すべての人々へ愛を♪

もうこのように洋楽のヒット曲が親しまれることも無くなりましたが、同じヒット曲を共有できた時代というのは幸せだったのかもしれません。
マジヤバヴォリュ〜ム ★★★★★
バート・バカラックの名曲集めまくりな3枚組みボックスセットっす!ハル・デヴィッドとタッグって作った初のヒッッ!「The Story Of My Life」「Magic moments」(この二曲は黄金期のナンバーと比べるとオーソドッくってて地味ぃ〜っすが佳曲っす!)にはじまり、あっ!この曲もあの曲も知ってるぅ!なナンバー並びまくりなサイコッ!な選曲っす!ほぼ時代順に並べられ的状態なので、ずふ〜っと順々で聴いてゆくとアレンジの変遷なんかも解り、興味湧き湧き感抑えられねぇっす!それにしても、たった独りでコンだけ幅の広ぇ曲書きまくりで、後の音楽の幅も同時に拡げまくった才気には脱帽っしょ!さらっとポピュラって&ストリングスやブラジル音楽&ジャズ的要素取り入れのチャレンジ精神は半端なくやっぱスゲェっす!ただ微不満は歌詞カードついてねぇ〜ぇぇぃ・・・事(ハルの詞はサイコッ!なのでこれは結構痛ぇ!)っすかねぇ〜ぇぇぃ・・・でも曲の解説はおそらく充実(俺英語ノーHAVE脳なんでわかんねっすが)っすし写真も豊富ってますんで(バカラックのスマイリングには和ませられまくりっす!)聞流しもOK!じっくり聴き込みもOK!な、バカラックサイコサイコサイコッ!!YEAH!!!!
心地よさがたまらない ★★★★★
1964年生まれの私には幼児期の想い出が蘇る懐かしさにあふれた曲の数々。初めて聴く曲もたくさんあったけど、通勤の車内で毎日毎日繰り返し聞いても飽きが来ないのは安心感、癒し、落ち着きのようなものを私に与えてくれるから。60年代を愛する人ならこの気持ちわかってくれるはず…
現時点の決定版! 質・量とも納得の3枚組75曲 ★★★★★
 バート・バカラック音源の集大成と言えば、98年に米国RHINOレコードから発売された本作が現時点でも最高位だと思う。
理由としては
・3枚組75曲と曲数が圧倒的に多い。
・(基準は米国であるが)オリジナル・アーティスト及びオリジナル音源にこだわっている。

・これらが57年から96年まで発売順に収録されており、40年間の録音技術の進歩や音楽スタイルの変化により生じる違和感がない。
・RHINOらしくしっかりリマスターされており、音質は秀逸である。
・カラーページも含め90ページに及ぶブックレットが付属。(内容は二重マル)
・ブックタイプのボックスながらプラスチックの透明ケースを組み合わせた凝った作り。

 楽曲の水準については言うまでもなく世界的なスーパーヒットや今やポップスのスタンダードとなった有名曲の多さにビックリすることだろう。

 一方でこれらの曲が高水準すぎるため、その他の中ヒット・小ヒットや日本での認知度が低い曲が内容の良し悪しに関係なく霞んでしまうのは仕方ないことか… これは3枚組のヴォリュームによる1枚組のベストでは起こりえないゼイタクな印象である。

 輸入盤であり歌詞や日本語訳が無いのは残念であるが、バカラックは作曲家であり、彼の経歴を体系的に押さえるには最良のボックスである。 オススメの1枚。