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地球日本史〈1〉日本とヨーロッパの同時勃興 (扶桑社文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 産経新聞ニュースサービス
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:西尾幹二/責任編集 出版社名:産経新聞ニュースサービス 発売所名:扶桑社(発売) シリーズ名:扶桑社文庫 発行年月:2000年12月 関連キーワード:チキユウ ニホンシ 1 フソウシヤ ブンコ ニホン ト ヨーロツパ ノ ドウジ ボツコウ ちきゆう にほんし 1 ふそうしや ぶんこ にほん と よーろつぱ の どうじ ぼつこう、 フソウシヤ 7530 ふそうしや 7530、 フソウシヤ 7530 ふそうしや 7530 産経新聞人気連載「はじめて書かれる地球日本史」の待望の文庫化、第一弾。世界史と日本史をそれぞれ個別のものととらえ、常に西洋から歴史観に基づいて語られていた日本での歴史学を、新たな見地から見直す。なぜ、倭寇と呼ばれる海上勢力が動き出したのか。なぜ、秀吉は朝鮮に出兵したのか。なぜ、支食常長は西欧視察外交をあえて試みたのか。第一級の歴史家が、新しい歴史観を展開する。 日本とヨーロッパの同時勃興モンゴルから始ま
キリシタン弾圧の正当性に気付く ★★★★★
キリシタンの弾圧は日本が行った非人道的政策と今まで思い込んできたと言うよりも、刷り込まれてしまっていた。しかし、秀吉は「征服しようとする国に宣教師を送り込む → 住民の一部を改宗させる → 軍隊を送り込み改宗者と合同して相手国を征服する」と言ったスペインのやり方を知った後に、キリスト教拒否の姿勢に転じ、徳川時代でもこの対外政策が取り続けられたのである。日本がキリスト教拒否を貫いたのは、至極全うなことだったのだと本書を読んで初めて気付いた次第である。

踏み絵とか島原の乱などを教科書は取り上げて、キリシタン弾圧の非人道性を強調していた節があるが、スペインやポルトガルが行ったことに比べれば、日本におけるキリシタンに対する迫害行為などかわいいものである。教科書(と言うよりも多くの日本人)には、地球的視点が欠けていたと言うしかないだろう。

その他にも、多くの新たな視点を提供してくれる好著である。
日本は極東の島国にとどまらない! ★★★★☆
日本は単なる極東の島国にとどまらない、そう確信させてくれる書である。私たちが学生時代に学んだ歴史では、幾分自虐的に私たちの過去を矮小化して伝えている。でもそんなことはない。

わが国は近世、アジア一の産銀量を誇り、活発にアジアの海で交易を行ってきた。幾分それは歪められて「黄金の国ジパング」伝説となって流布するのであるが、それは裏返せば、当時それなりのインパクトのある存在として私たちの国日本が存在していた証でもある。

わが国は近代以降大変身を遂げたのではない。近代以前、それ以降に比べ遥かに洗練された形で、世界に存在感を示していた。その実像を掴み、現代に生きる私たちは見習いたいものである。