雑な部分が多く、信頼感に欠ける
★★☆☆☆
艦砲に関するちょっとしたあれこれが内容。帆船時代などに割かれたページも多く、その辺については全く知識がないので内容についてはコメントできませんが、第一次大戦以降の部分を見るとかなり雑な部分が多く、どうも信頼感に欠けます。
基準排水量と常備排水量の区別がついていないようであったり、日本海軍の艦砲は全部インチ口径だとか(大和の主砲が正18インチ、長門の主砲は正16インチだと思っている)、その他いろいろ雑です。
前後で矛盾したことを書いている箇所もちらほら見られ、著者の中で整理が出来ていないような印象を受けます。また著者の他の著作と比べても、一昔前の内容になっていると感じました。