ロンドンフィルによる名盤
★★★★★
2000年に SPE・ビジュアルワークス (ソニー) から発売された盤が再発売となったものです。
ゲーム発売当時にアポロンから出た N響盤とは異なり、技術に長けたソニーによる録音と、ロンドン・フィルならではの表現力は秀逸。「1. 序曲のマーチ」や「2. 王宮のトランペット」ではプラスがちょっと弱いようにも感じますが、豊かな弦が響き渡る「4. 空飛ぶ絨毯〜大海原」や木管の柔らかい旋律が美しい「5. 愛の旋律」ではその実力を遺憾なく発揮しています。すべての楽器が咆哮する「8. 戦火を交えて〜不死身の敵に挑む」や、エンディングにふさわしく華やかな演奏の「12. 結婚ワルツ」も素晴らしいです。2000年の発売当時は、アポロン盤ではなぜか収録されなかった「哀愁物語」がようやく収まり、感動したものです。
ドラゴンクエストVの交響曲版は複数あって、なおかつ何度か再販されていますので、まとめてみました。ご参考まで。
★N響 (NHK交響楽団) 演奏
・APCG-9004 (APCG-9005R / 9006R)
スーパーファミコン版が発売された当時のオリジナル盤で、1992年にアポロンから発売されたものです。演奏も 1992年。
・KICC-6324
今回、SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、上記の 1992年盤が再発売となったものです。音源は同じです。
★ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏
・SVWC 7065
2000年に SPE・ビジュアルワークスから発売されたものです。演奏は 1997年、2000年
・KICC-6318【この商品】
同じく今回、SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、上記の 2000年盤が再発売となったものです。音源は同じです。
★都響 (東京都交響楽団) 演奏
・SVWC 7201
2004年に アニプレックスから発売されたものです。演奏も 2004年。
・KICC-6304
同じく今回、SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、上記の 2004年盤が再発売となったものです。音源は同じです。