パワー演奏DQ6
★★★☆☆
SFC版DQ6当時に出たロンドンフィル演奏のリマスタリング版です。
DQ6には東京都響、ロンドンフィルと両方の録音があるので
ドラクエなら何でも聞いてみたいコレクターの方や、
両方聞き比べてみたいと思われる方にはお奨めです…が、
ロンドンフィル版は、国内の演奏に比べパワフルな印象、
悪い言い方をしてしまうと "力任せ" に演奏している感があります。
映画のBGMで演奏しているような、細やかな演奏ができるロンドンフィルはどこに?
(生オケでもダメですが、録音で金管が音を外すのはナシだと思います……)
ややまとまった演奏という感はありますが、
「きっちりした演奏」 「ファンの顔を想像した演奏」
「ドラクエらしい音」 を求めるなら、都響版をおすすめします。
ロンドンフィルによる名盤
★★★★☆
2000年に SPE・ビジュアルワークス (ソニー) から発売された盤が再発売となったものです。
アポロン盤が存在する Vまでとは異なり、VI以降は比較的わかりやすいですが、念のためドラゴンクエストVIの交響曲版 (ブラス版などを除く) を整理してみました。ご参考まで。
★N響 (NHK交響楽団) 演奏
・なし。VIははじめからソニーからの発売となったため、Vまでのいわゆる「アポロン盤」は存在しません。
★ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏
・SRCL 2737〜8
ゲーム本編の発売にあわせて、1995年に SME (ソニー・ミュージックエンタテインメント) から発売されたオリジナル盤。ロンドン・フィルの演奏・録音も 1995年。スーパーファミコン版ゲーム基板音源を収録した 2枚組。
・SVWC 7066
リマスタリング盤。SPE・ビジュアルワークス (ソニー系; 現在のアニプレックスの前身のさらに前身) から I〜Vと同時に2000年に再発売されたもので、ゲーム基板音源を省略した 1枚組。ロンドン・フィルの音源は同じ。
・KICC-6319【この商品】
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、ロンドン・フィルの音源が再発売になったものです。内容は上記と同じで、ゲーム基板音源の収録、別売りはありません。
★都響 (東京都交響楽団) 演奏
・SVWC 7369
いわゆる「都響盤」。2006年に アニプレックス (ソニー系) から発売されたものです。演奏は 2005年。
・KICC-6305
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、都響の音源が再発売になったものです。内容は上記と同じで、ゲーム基板音源の収録、別売りともありません。