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アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方―人はだれに心をひらくのか

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: コスモスライブラリー
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意欲のある人に ★★★☆☆
アドラー心理学に興味を持ってこの本が2冊目ですが、印象としては「役に立つけどちょっといやらしい」という感じでしょうか。著者の自己アピールが結構目について、この本から何か学ぼう、講師が下手でも得られるものはあるはずだ、と自分に言い聞かせる必要がありました。

この本は文字通り会社での研修を題材にしながら、アドラー心理学の初心者に、実践的な手法をを説く事を目的にしているはずですから、初心者が「講師が偉ぶってるなあ」と感じさせている時点でかなり問題だと思います。

但し、実際の会社の研修を思い出してみると、まあ大体そういう研修が多いわけです。そんな中でも、折角お金と時間を使ってるんだから、前向きに学ぶべきところを一生懸命探して自分の人生の役に立てたいと思わないといけないですね。

内容はかなり良いと思いますが、それに集中させてくれない著者の自己アピールが時々顔を見せます。それを無視して読む価値はあります。でも努力が必要です。
何を伝えたいか分からない ★★☆☆☆
勇気づけについて知りたかったので購入しました。

内容はう〜んという感じでした。

普通の人にはお勧めできないです。
何のために簡易カウンセリングを
するのかが分からなくて、
全体を通してぼやけてる感じでした。

あと勇気づけについても分かりにくい・・・ 
読み終わった後は、いったいなんだったんだろう
という気分でした。

一つ良かったのが少しコーチングのことが書あいてあり、
why(なぜ)を使わないほうがいいと知ったことです。

勇気づけについては『クラスはよみがえる―学校教育に生かすアドラー心理学』
野田 俊作 の方が分かりやすいです。

あと勇気づけを身につけるなら
トーマスゴードン氏の親業がいいと思います。
具体的なやり方も書いてあり、
簡単ですぐに実行できます。
「勇気づけ」についての秀逸な紹介 ★★★★★
 アドラー心理学全般についての紹介本は野田俊作氏や岸見一郎氏によってかかれているのは周知の事実である。
 しかし、そのアドラー心理学の中心技法である「勇気づけ」についてここまで懇切丁寧に書いた本はなかった。その意味で非常に貴重なものだといえる。

 著者が師事しているペルグリーノ博士は、アドラーの息子であり、弟子でもあったクルト・アドラーの愛弟子。著者が伝える「勇気づけ」がアドラー本流のものであることが分かる。

 後半は「勇気づけ」の理論的背景になっているアドラー心理学についてわかりやすく説明してあり、それも秀逸。読むだけで、自分への「勇気づけ」によって心暖かくなる逸品である。

妙好人さんの浅薄さ ★★★★★
 読んでみて、妙好人さんのレビューは全くの的はずれに思えます。私からすると妙好人さんの浅はかさが透けて見えます。「縦の関係」という言葉を使っているあたり、どこかでアドラー心理学を学ばれているのでしょうが、この本が繰り返し記述している「横の関係」が理解できていないのではないでしょうか?この本のどこを読めば「カウンセリングセンスの欠如」が読みとれるのかとても疑問です。そういう偏見で読むのではなく、素直に読めば、この本が伝えようとしている人間関係のエッセンス、つまり「勇気づけ」がいかに人を元気づけるかということがよく分かると思います。アドラー心理学を基盤においた温かい人間関係作りのすばらしさがよく分かります。
良い人間関係を築く秘訣 ★★★★☆
職場の人間関係も、家庭における夫婦関係、親子関係も、良いものにしたいと誰もが願う。しかし、良いと思って行動したことが失敗となったり、問題をこじらせたりすることはよくある。人間関係を良いものにするために、役立つことや、逆にしてはならない事を知り、その上で自分の行動パターン、思考パターンとして確立していくなら、人生そのものもより幸福感が増すだろうとの期待を持って、この本を読んだ。

人間関係で困難に出会ったとき、本質的な問題か些末な問題かを考えて、取るに足らないことに過剰反応すべきでないこと、また事実と意見を分離して冷静に考えることなどは、客観的な見方をする必要性を気付かせてくれる。そしてカウンセリング・マインドのキーワード、つまり尊敬、共感、勇気は友情!を彩る素材となる尊敬、信頼、共感、対等、協力などと一致していることが示されている。ということは、良い人間関係は、職場でなら仕事プラス友情、夫婦関係は愛情プラス友情と、“プラス友情”の発想をするということに気付かせてくれる。
アドラーの心理学によるカウンセリング・マインドの育て方によって、習得したことは、自分も他者も主体的に生きることを促すものとなる、一種の応援メッセージだと受けとめた。