システムトレードとプログラムトレードの違いって何?
★★★★☆
本書がいいなと思った点は、A4サイズで字を大きくした点と、図表を多様している点。
株を行う者が誰でも一度は遭遇する心の問題にも踏み込んでおります。
(裁量トレードとシステムトレード)
『実際の取引の場では、「どんどん儲けたい」という欲望と、「もし損をしたらどうしよう」という恐怖。この相反する感情のコントロールを強いられる。』
ちなみにP11にシステムトレードとプログラムトレードの違いが小さな枠で説明してあります。ここだけでも読んでおく価値あり。
(ちょっと東京証券取引所のホームページを閲覧してみたりして)
あとは、各章末の”「行動ファイナンス」入門コラム”がいい味をだしている。
ちょっと万人向きでないかもと思わせるのは最後の第七章(自動売買カンタン詳細マニュアル)。
岡○証券が協力会社である点で、若干の”縛り”を感じてしまう読者がいるかもしれない。。。