どなたかのレビューに（倒壊リスクの高い物件につっかえ棒の柱を入れて「リフォーム」と称しているのには失笑を禁じえない。）とありますが、普通でしょう。

これは倒壊リスクの高い物件ではありません。
イメージからすると部屋全体がぐらぐらの様に感じますが

前の持ち主が駐車スペースを確保する為、二階の通路を支えている柱を一本取ってしまい、木材で二股に分けていた。しかもその部分が１０ｃｍくらい沈んでしまった。と言う話ですが・・・

私でも同じ足場の部材で支えます。

実に楽しく勉強になりました。
大家さんになるのに自分の身体を使って物件をかわいがる人の気持ちが共感できたので、とても楽しかったです。マドンナと話したことがあるなんてすごいですね。根性の悪い女だそうで。

不動産投資はそれなりのリスクでそれなりのリターン。ミドルリスク、ミドルリターン。相対取引によって安く手に入れるのは、合理的でない市場では有効な方法。都会では無理だけど、田舎なら可能かな。

それにしても、語り口が面白くて、読み物としても良い。

独特の投資手法、独特の語り口で面白い。

借金をしないで不動産を買うことでリスクを抑える手法は
その面白おかしい文章に比して、現実的ですばらしい考え方。

時々私も実家のそばで著者が買うような方法で物件を探しています。

不動産投資を考え始めた時、借金をして、世田谷や目黒に１億ぐらいの土地を買うものだと思っていました。ボロ物件であっても手取額が世田谷級ならばＯＫでしょ？というのが加藤さんの投資スタイルです。なるほど、ナットクです。ただし、この方法は加藤さんがコミュニケーション能力に長けており、また人一倍行動力があるからなせる技ということも考慮しなければなりません。投資はあくまでも自分に合ったスタイルで行うべきです。一読して「似てるかも、できるかも」と思えたら実行しても良いと思います。いずれにしても、読む価値はあると思います。

面白くて、非常にやる気の出る本！ではあります。

しかし、実際に今まで５年ほどいろんな物件を
見たり、探したりしましたが、私の知ってる限り
２０万円で買える一戸建てなんてぜーったい存在しません！！

さらに、２２０万円で買える賃貸アパートなんて
どんなにぼろぼろでもまず存在しないって！！ほんとに。

僕の住んでる都市だけでなく、
かなりの田舎に行っても
仮に坪１０万（安い！）でも３０坪あれば
３００万円するわけなんで。

どんなぼろ物件でもその下の土地の値段ってものがあるし、
相場から遠くかけ離れた額は絶対つかないので・・・。

やはり北海道とか、地方都市とかとは条件が違うのかな・・・。

ただただ、その値段で買える環境がうらやましい。

それに、なんだかんだ言って、最初に相当な現金（１０００万近く？）
持ってますよねこの方。

そのお金がたまらないからみんな困ってるのに・・・。

ちなみにこの人の人生はとても面白そうですが。
この方の人生の変遷記として読むなら星5つ！でもいいと思います。