練習フレーズは基礎という言葉がぴったり合うものばかりです。メカニカル、規則的なフレーズが多くを占め、さらにはキー㡊??移調して練習まであります。この色気の無いフレーズを続けるにはかなり根気の要る作業ですが、続ければどのポジションでもどのキーでも弾けるようになるでしょう。(僕は……。)
基礎フレーズの後には色気フレーズも幾つかありますが、なぜかCDには収録されていない事が多くので注意してください。この色気フレーズは、余りに無味乾燥な基礎とのコントラストからか、どのような構造になっているのだろうと考える探究心を養える副作用があります(個人的に感じました)。
この本で必要な20ページ程の楽典のようなものもあり、僕は助かりました。
【まとめ】
「養成講座」は常套句のみならず普遍的な実力を養い、自分でフレーズを作れるようになるための本です。
初心者の方には
練習帳 → 養成講座 へ進む事を薦めます。
それだけ内容は根気が要りヘビーですが、実力を養いたい方にお薦めします。