【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:榎本俊二/著 出版社名:太田出版 発行年月:2002年04月 関連キーワード:ゴールデン ラツキー 1 カンゼンバン ごーるでん らつきー 1 かんぜんばん、 オオタ シユツパン オオタシユツパン 0840 おおた しゆつぱん おおたしゆつぱん 0840、 オオタ シユツパン オオタシユツパン 0840 おおた しゆつぱん おおたしゆつぱん 0840 「えの素」の原点!待望の完全復刻!!「げらげら」ではなく「ムフフっ」と笑ってしまう4コママンガ。吉本ばななさん、小林賢太郎氏(ラーメンズ)も推薦の一冊です。
なにも考えなーい。
★★★★★
人物を先に知って、購入。
今まで不条理漫画って理解できなくて嫌いだった。
むしろ全く興味なかった。
でも、これを読むと!
やっぱり全然理解できない・・・。でもそーゆうことなんだと思う。
理屈で考えたら負け。
自分の左脳が、別の世界にさらっと持って行かれる感じ。
心地いい、心地わるさ。
で、このゆるさのバランスがすき。
不条理ここにあり
★★★★★
連載されていた当時を全く知らない私ですが、表紙で度肝を抜かれて即買い。この本には力が宿っているようです。
そしていざ本書を開けば、そこは起承転結の存在を否定するかのような完全独自の榎本ワールド。
投げっぱなし感丸出しのオチ、無理やり表現するならば「転転転転」と書くしかないほどに読者を置いてけぼりにして疾走するストーリー。
明らかに異様な人物にツッこまないキャラクター。時折見つかる普通の(それでも十分ぶっ飛んでますが)四コマも隠し味となり、中毒性バツグンです。首をかしげながら笑ってしまいます。
「これを理解できない自分はダメかもしれない」と焦燥にかられつつページを進め、
「これを理解できる自分はダメかもしれない」と諦めを感じながら本を閉じてください。
これを超える不条理ものは無い
★★★★★
笑いを通り越して唖然とさせられてしまう。たった四つの四角いコマだけで異次元に意識が飛ばされる。
上・中・下と、これほどのヴォリュームなのに、ほとんどはずれが無く、ネタのヴァリエーションもまったくと言っていいほどマンネリに陥ってない。
これに比べたら吉田戦車の『伝染るんです』なんてもはや普通の四コマだ。
榎本俊二にしか為しえない、究極に独創的な完璧に色あせない奇跡の発想の発明品群。
やわらかい頭で出会ってアクセスすれば、あなたの価値観が大打撃を受けること間違いない。
早く開いてみたほうがいい。
麻薬のごとき漫画
★★★★☆
「えの素が好きなら読むべき!」と友人から進められて購入。
荒削りというか、新鮮というか、売り物として選別するのを忘れたようなギトギトのやばさがそこかしこに散らばっている。
「あぶない」というのが売りのものであっても、所詮商業出版されたものだから通常は何らかの基準をクリアしているものだが、これは「本当だったら店頭に並べてはいけない」タイプの危なさ。しかも危ないものだと事前に知らされない。
一回これを読んでしまうと「えの素」が物足りなく思えてしまう。
「いやーやっぱ河豚はちょっとぐらいピリッとしないと食った気がしねえよなー」
なんつって肝ごと食っている気分。 運が悪いと当たるかもしれない。まあ、購入される方は自己責任で。
ツボをおさえてくれるかどうかは、人それぞれ
★★★☆☆
吉田戦車などの不条理マンガは基本的に好きなのだが、この作品はあまりに想像力の飛躍が激しくて、自分には理解できない四コマが多すぎる。本のボリュームの割に、自分のツボにはまった四コマが少ないので、その分、星評価を並とさせていただいた。
ただ、面白い時は、こんなのありか?という、他では味わえない可笑しさを提供してくれる事は、確か。自分の気に入ったキャラは一篇通して面白いので、そこら辺が、好嫌いの分かれ目かもしれない。