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現代社会の倫理を考える〈3〉ビジネスの倫理学 (現代社会の倫理を考える (3))

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 丸善
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:梅津光弘/著 出版社名:丸善 シリーズ名:現代社会の倫理を考える 3 発行年月:2002年06月 関連キーワード:ビジネス ノ リンリガク ゲンダイ シヤカイ ノ リンリ オ カンガエル 3 びじねす の りんりがく げんだい しやかい の りんり お かんがえる 3、 ウメズ,ミツヒロ うめず,みつひろ、 マルゼン マルゼン 7924 まるぜん まるぜん 7924 わが国の企業の相次ぐ不祥事…。いまの日本の経営で最も欠如している「ビジネス倫理」。21世紀、これからの経営においては、企業のトップからボトムまでが、この「ビジネス倫理」を常識として身につけておかなければ、企業の存続は危ういものとなることは、最近の事件からもよくわかる。本書では、この分野で最先端を行くアメリカの研究成果や事例も盛り込みながら、わが国にあった「ビジネス倫理学」を体系化する。企業人向けのみならず、大学テキストとしても最適。 第1部 はじめに(ビジネスの倫理学とは)第2部 理論としてのビジネス倫理(規範理論としての倫理倫理的利己主義とリバータリアニズム功利主義
倫理学をとてもわかりやすく解説している ★★★★★
著者は、大学や大学院でビジネス倫理学の教鞭を執るヒゲの太っちょ教授。
ビジネス倫理学の第一人者である。講義では非常に愉快な語り口で学生と共に考えながら講義を進めるスタイル。
日本においてのビジネス倫理学の歴史はそう長くはないが、著者がその領域と論議を深めたと言っても良い。
本書では、カントやローズ、ミルなどの哲学思想を非常にわかりやすく解説している。
また、ビジネス倫理に関するケーススタディも取り上げており、内容は非常に濃い。
さらに、昨今の企業不祥事について、倫理学の観点から言及している点も学術的に新しい切り口である。
大学院ビジネススクールでもビジネス倫理学の教科書として採用されている。
リスク管理について考えさせられる1冊 ★★★★☆
「倫理学」と言う言葉から、学問的かつ哲学的なイメージを持っていた。
しかしながら、本書を読んで「倫理とは非常に身近で重要なことなのだな」という認識を持つようになった。

本書は、大きく分けて「理論」と「実践」との2つの内容に分かれている。
前半の「理論」部分では、倫理学の分類や考え方について述べられている。
比較的わかりやすく記述され、初めて「倫理学」にふれる人にも抵抗なく読むことができるだろう。
後半部分は以下のようなケースに基づく討論会を収録した形となっている。

「慰安旅行で男性社員が風呂場で女子社員の入浴をのぞきました。さ、どうしますか?」

「海外に工場を建設しました。しかし少年・少女が学校に行かずに労働に従事しています。法律上は問題ありません。このまま従事させますか?」

倫理とはとても難しい問題であり、我々の身近に常に存在するものだということを痛感した。
薄いが内容は濃い ★★★★★
カント、ローズ、ミルの理論から紹介されておりこの分野がいかに未開拓の分野かわかる。著者アメリカから帰国したとき胡散臭い学問研究したねといわれたらしい。後ろの参考文献、WEB SITE情報素晴らしい。