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日本美術事件簿

価格: ¥1,785
カテゴリ: 単行本
ブランド: 二玄社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:瀬木慎一/著 出版社名:二玄社 発行年月:2001年09月 関連キーワード:ニホン ビジユツ ジケンボ にほん びじゆつ じけんぼ、 ニゲンシヤ 5702 にげんしや 5702、 ニゲンシヤ 5702 にげんしや 5702 切腹、惨殺、狂死に憤死…権力に翻弄された芸術家の理不尽な受難、はたまた自業自得のスキャンダルや国際的センセーション。近古から現代におよぶ美術史上の「事件」と呼びうる出来事に鋭くメスを入れる、渾身の書き下ろし23編。 1 近古篇(伝藤原信実「三十六歌仙絵巻」-顔のない小野小町と絵巻切断事件千利休-秀吉に翻弄された大茶人の自死 ほか)2 江戸前期篇(尾形光琳・乾山-兄のパトロン汚職事件と弟の謎の晩年英一蝶-流刑絵師の逞しき生涯 ほか)3 江戸後期篇(喜多川歌麿-美人画絵師の非業の政治死葛飾北斎-人気絵師、突然の相州潜居の謎 ほか)4 近代篇(月岡芳年「美立七曜星柳原愛子」-宮中閨房図事件横山大観「屈原
こういう視点から日本美術を改めてみるのも悪くないです ★★★★☆
美術界のスキャンダルは洋の東西を問わず常にあるけれども
日本の美術史だけにスポットを当てたこういう本は珍しくて面白く読むことができました。
時代に翻弄されたりあらぬ疑いをかけられたり政治的な抑圧を受けて闇に葬られた作品や重刑を受けてしまった作家など、笑いとばせるようなものから、深刻なものまでいろいろなエピソードが綴られていました。

タイトルだけ見るとタブロイドっぽい印象を受けましたが、かなり真面目に考察されており、時代別に紹介されていることも当時の日本美術の背景や美術が社会に於いてどのような立場に置かれていたかがよくわかりました。