題名の通り、相当数の子どもたちの絵が掲載されている。
家庭環境が及ぼす子どもへの影響、そして心的障害が絵に投影される様を初心者でもわかりやすく解説し、子どもたちの認知・社会性などの心的発達に関しても大凡に掲載されている。
投影描画法に興味のある入門者には園解釈の手助けとなると考えます。
なお、本書は主に海外の子どもの描画であるため、無論子ども全般に共通性がありますが、日本の子どもたちにそのまま当てはめることは出来ないことを認識しておかないといけないでしょう。