大型なのがよい。
★★★★★
ボレロについての詳細は省きますが、この曲は徐々に大編成になっていくので、これまでのミニチュアスコアの大きさでは曲の後半がとても読みづらいという状況になってしまっていましたが、これなら大型なのでしっかり読むことができます。
この提携版は、全音の既存のレパートリーに配慮してか、その作曲家の代表作よりは少し珍しい作品が多くなっており、それだけに貴重なものです。
版は輸入版のリプリントのようで音友などとは違い、アナリーゼよりは曲が成立した過程などを中心にしたスタイルの解説が付いています(もちろん日本語)。