インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

北欧神話 (岩波少年文庫)

価格: ¥778
カテゴリ: 単行本
ブランド: 岩波書店
Amazon.co.jpで確認
初めての方でも楽しむことができます! ★★★★☆
 初めて北欧神話の本を読んでみたのですが、とてもわかりやすく本に熱中することができました。挿し絵?もその場面を創造するのにとても役に立ちました。北欧神話に興味があるけど読んだことがない人にお勧めです!
「神々の父オージンは、いつも賢くて、正しいわけではなかったんだ」 ★★★★★
オージンは、すべての神が彼の話には耳をかたむけるほどの“神のなかの神”。
しかし、別の神が誤って人間を殺してしまい、遺族への賠償をするとき、
神が持つ知恵を与えればよかったのに、それを惜しんでお金による取引で済ましてしまう。
神が金で物事を解決した以上、金に執着する強欲女でも神の国への入国を拒否できなくなる。
また、ヴァーニル神の一人フレイは、神と敵対する巨人の国の娘にひとめぼれし、
その娘を得るために神の国を守るための大切な武器となる剣を手放してしまう・・・

永遠の平安を願うのは、神々も私達も同じ。
だが神々のちょっとした行為が、その時は自分や周りも正しいと信じ、何事もなく過ぎても
実はその行為をしたのは間違いで、
完全無欠なはずの神々の運命に、痣(あざ)が徐々に広がるように不吉なきざしが覆い、
ついには寒波などの天災を契機に勃発した“神々のたそがれ”(=最終戦争)として
すべての不吉なきざしが初めからそうなるはずだったかのようにひと固まりに結合して
神々への大きな厄災として降りかかり、神の国は滅ぶ。

完全無欠でない私達人間も、日々失敗を繰り返し、
それが時には大きな悪い結果として自分の身にふりかかり、
自分の運命や巡りあわせなど、自分の力でどうしようもない因果を呪ってしまうのだが、
神々の多くの所業からも、生きる以上は不可避な業(カルマ)の存在を読み取ることができる。

この本の物語はある意味ファンタジーだが、
そのエッセンスには、等身大の人間の所為が詰まっている。
初心者にうれしい ★★★★★
世界の神話に興味がありまして、北欧神話はこの本にしました。初心者に分かりやすくよかったです。神話は文学本など読んでいても結構出てきがちなので知っていて損はなしですね。
読みやすく分かりやすい! ★★★★★
北欧神話を初めて読む人におすすめ。
コラムが個々の神話をうまくつなげて、並べているので、ストーリーを追いやすい。
素朴で美しい北欧の神々の魅力満載。
神話のダイナミックな面白さをうまく編集してある。
読みやすく、面白い ★★★★★
北欧神話を、Eddaをもとに易しく書いた本です。
主神オージンをはじめ、力持ちのトール、悪い悪戯をするローキ、リンゴを摘
むイズーナ等々個性豊かな神々を描きます。巨人や小人も出てくるので、いま
流行りのファンタジー物語のような感じで楽しめます。
読んでいると、トールキンが影響を受けたというのもよくわかります。また、

予見された終末、さいごの戦いで相討ちになっていくさまなどは、さながら
『ニーベルンゲンの歌』のよう。
人間味(?)のある個性的な神と巨人たちの物語が楽しめます。