中高生へのプレゼントに最適
★★★★☆
身近なコンビニを題材に食料問題を取り上げている。コンビニ業務の内実ものぞくことができて興味深い。
例えばフード・マイレージやバーチャル・ウォーターの概念などは私にとって初耳でした。これらの考え方は二酸化炭素の排出量の扱い同様に、私達の食生活を数値化してくれることから、多くの人にとって分り易い指標だろう。世界最大の食料輸入国である日本は、自分達の現在の生活、とくに今回の場合でしたら食生活について常日頃よりもっと考える意識をもつべきだろう。
中高生を読者層に据えているが、社会人でも充分に楽しめ、勉強になることが多い。子ども達の見本となれるような大人に少しずつ変身できたらと思った。
分かりやすい
★★★★★
カテゴリーは「児童書」だけど、児童書だからこそ、分かりにくい事を分かりやすくまとめてくれている。
「フードマイレージ」は知ってたけど、「バーチャルウォーター」は知らなかった。
コンビニ弁当から世界の問題が見えてくる
コンビニ学としては
★★★☆☆
コンビニ学としては、抉り方が浅いように思えます。そのため、意識を高く持って読まない読者には、「へえそうなんだ」で終わってしまいますね。
大人こそ読みましょう
★★★★★
今でこそよく知られているフードマイレージという言葉ですが、
出版当時は、ごく限られた人しか知られていなかった概念だと思います。
それをコンビニ弁当をつかって
子ども向けのやさしい表現で解説してある名著です。
大人にこそ多く読んでほしい内容だと思います。
参考になりました
★★★★★
フードマイレージに関する展示資料を作っていたので非常に参考になりました。子供向けに書かれているようですが、どっこい大人が読んでも十分に勉強になる内容です。また、コンビニ弁当という身近な物から食や地球環境に関する問題を深く掘り下げてまとめられており、しかも理解しやすい。この本を書かれた方は、本を書くに当っての資料集めにかなり苦労されたのではないかと思いました。