今、５年生になった長男の塾通いを見ていると、とても理科社会を早めにやって
おいたほうがいいというこの著者の意見に同意できました。

そこで、下の息子にはこの前の本を与えました。
先行体験は大切です。
それがない長男で苦労したので。
だから、下の子が自分から読めないときは一緒に読みました。
わたしも利口になりましたよ。
でも、一緒に読んでやると少しずつ面白がるようになっていき、
最後まで読めたときはうれしそうでした。
そのあとは、ときどきもそもそと独り言をいっているなと思うと
本を出してきて読んでいます。
洞窟の中で天秤を使って難所をクリアにしていくところがあるの
ですが、そこが気に入ったようで、天秤が好きなようです。
物理への興味を広げてあげられるように親もがんばりたいと
思います。

親子でというタイトル通り、「親子で一緒にどうぞ」という著者の意見は正解だと思いました。
親が楽しく読むものだから、最初は興味のなかった子供も引きずり込まれたという感じですね。
この本を読んでみて思ったのは、これが原点ではないかということです。
親が心の底で勉強が大変だけど、と思っていると、子供もやる気にはなれないの
かもしれないのでは？と、この本をわが子と一緒に読みながら思いました。

内容はアドベンチャー物語を読み進めながら、その中に学習内容が練りこんであるというところです。
うちの子は小学校３年生ですが、リトマス紙とてこの話にすごく興味を持ったようです。
一度興味をもつと、子供って粘り強いですね。
てこを使った道具を次から次から探し当てます。

でも、そんな前向きな子供を見ていて、これが著者のいう先行体験なんだろうな。
この内容が学校ででてきたときには本人は得意になるだろうな。と感じました。
それと、この好きなものに一生懸命になる自分を知っているって大切ではないかと
思います。

親次第、親がどんな心がけでいるかで差がでるというのもわかりました。

受験にはまだ少し時間があるので、この好きなものに一生懸命を大切に、この先も
先行体験を積み上げたいと思います。