ふろしき本にはめずらしく、お子さま向けの図鑑タイプで、漢字にはふりがなが振ってあります。
絵や図がたくさんありますが、ふろしきの写真はあまり載っていません。
包み方も、図は大きくてわかりやすいのですが、基本的な包み方がいくつか載っているだけです。
この本は、お子さまがふろしきとはどんなものなのかを学習するために書かれた本のようです。
お子さま向けではありますが、ふろしき製造会社が監修しているだけあって、
ふろしきに関する様々な事柄がわかりやすく書いてあるので、
どんな人でもふろしき通になれそうです。
残念なのは、最後の十数ページだけ、白黒印刷になっています。
けっこう高価な本なのだから、ケチケチしないで全部カラー印刷してほしいと思いました。