もうすぐクリスマス。でも、サンタさんの「いたずらっこリスト」に名前がのっている子にプレゼントは届かない。サンタさんの息子ピーターもそのひとり。「いたずらっこもプレゼントがもらえればいいのに…」。
「いたずらっこリスト」から外してもらおうと成長していく子どもたちを描いた絵本。ともすれば教育的な内容になりがちだが、軽快な文章とイラストがそのにおいを消している。「リサとガスパール」シリーズの翻訳などで知られる石津ちひろの訳も、読んでいて心地いい。そしてイラストのユーモラスさが何といってもこの絵本の魅力。トナカイがラグに寝そべってテレビを見ていたり、野原を闊歩(かっぽ)する得体の知れない動物がいたり。壁の落書きや散らかったおもちゃなど、ページの隅々にまで描き込まれたイラストは、何度見ても新しい発見がある。子どもと一緒にページをめくる大人もワクワクしてくる、そんなクリスマス絵本である。(小山由絵)
お薦めの絵本
★★★★★
絵本の設定が小さな子供にも理解できる内容で、良かったです。
クリスマス前には毎年読みますが、「いたずらっこリストに書かれるよ〜」って年中言ってます。
絵もかわいいし、ストーリーも楽しいです。是非一度読んでみて下さい。
いまひとつ・・・
★★☆☆☆
5歳の娘に買いましたが、反応はよくなかったです。
まず、ピーターのいたずらが理解できなかった様子。
それから内容も娘にとっては面白くなかったみたいです。
私はミッチェルのいたずらで「食べ残しの野菜をママの靴にいれた」というのを読んで違和感がありました。
訳もすこしくどいかな??と思いました。
この本、可愛くてお勧めです
★★★★★
今年、クリスマス用の絵本を数冊購入しましたが、中でも逸品なのはこの絵本。
クリスマスって子供たちにとっては、ウキウキわくわくですよね。
プレゼントをもらえるか、もらえないのかが、サンタのいたずらっ子リストにかかっているなんて。。。「悪い子していると、プレゼントがこないぞ〜。」は、大人が良く使う手ですが、それを可愛くアレンジした、ほのぼの絵本です。
イラストの可愛さもあいまって、我が家ではリクエスト回数の一番多い絵本です。
クリスマスの時期に如何ですか。 子供達がいたずらに興じるのは当たり前のことですが、少しはそのいたずらが減るかもしれませんよ。(笑) そうなった時の無垢な我が子を見て、お母さん達にも思わず笑みがこぼれるのでは。。。
子ども達には、大問題!?
★★★★★
我が家の子ども達が、幼稚園・小学低学年の時に、購入しました。
効果は、絶大。
まだまだサンタを信じている子ども達は、日頃の自分の悪行にドッキリし、これを読んでからは、いい子になろうと必死です。
すぐに忘れてしまうけどね。
クリスマスの前には、この本を読んで、ドキドキしているようです。
絵もお話もとにかくかわいい
★★★★★
サンタ一家のクリスマスのお話。一年間のいたずらの数といい事の数を数えて、いたずらの数の方が多ければプレゼントがもらえない決まりになっているという、子供が思わず引き込まれてしまう絵本です。主人公のピーターのとっても子供らしい発想や、次々に出てくるいたずらっこに思わずにっこりです!