タケさんのクツ
★★★★★
小学生の頃、学校の図書室に
ハードカバーの本書が飾ってあって、
凄く読みたかったけど、男の自分には
あきらかに女の子むけのこの本を
借りる勇気はありませんでした。
30になって恥も外聞もなくなってから
古本で買って、一読、爆笑と感動のウズ、
でした!!
いいなあ、女の子は赤毛のアンとかこれとか、
男むけよりイマジネーション跳んでる小説が
子供の頃から読めてて、
とうらやましくもなりました。
こういう笑いがふんだんに盛り込まれた小説は、
訳が違うとまったく笑えなくなってしまう事が多いので、
年月たっても、原文と違いがあっても、
この大塚さんの訳書は残っていてほしい。
大人も子供も、男女区別なく薦めたい名作です!!
だって違いすぎる
★★★★☆
カッレくんシリーズが大好きで、20代の時初めてピッピを読みました。
「自分と少しもかぶることの無い、憧れもしない少女像」でした。
まあ何度か読んでるうちに、なじみはしましたが…。
苦手なキャラクターです…。
「やり過ぎ」「くどい」「そこまでしなくていいから」って感想でした…。
カッレくんは大好きなんだけどなあ…子供の頃読んだら違ったのかなあ…←子供の頃は、いい子にも程のあるセーラ・クルーが大好きだったからなあ…
他にも低評価レビューがあって、少しほっとしました…
「世界一つよい女の子」は信じられないほど強かった!
★★★★☆
ここまで強い女の子だとは知らなかった。実際にお父さんが船長さんの船に乗り、世界中を旅していたから、九歳でみなしごになっても、お料理も掃除も(ぞんざいでも)何でも自分一人でできて、楽しく愉快に暮らしていける(お金はトランクにたんまりあるのだ)。そのうえ、馬も牛もおまわりさん二人までも、ひょいと持ち上げられるぐらいの力持ち。
まったく常識にしばられず、学校にも行かず、したいことをしたいときにして、探究心もあり、心の温かい正義の味方で、天真爛漫。でも、こんな子が実際にいたら、ちょっともてあましてしまうかも、と思ってしまった。スウェーデンでは女性の地位が高く、北欧神話の戦乙女ワレキューレ伝説などの下地もあるのか、あまりにもたくましくて破天荒で、感情移入が難しかった。
リンドグレーンさんの想像力はすごいし、元気な子どもには大ウケかもしれないが、どのタイミングで読むかが問題かもしれない。
自由で明るい性格
★★★★★
自由で明るい性格は、いろいろな文化の影響を素直に受け止めるところから始まるのでしょうか。ピッピのような女の子がいれば、きっとどんなクラスも楽しいでしょう。家、学校へ行かないことを引き籠もりというのではなく、冒険好きという名前に変わるかもしれません。
やっぱりダメ・・・
★☆☆☆☆
小学校高学年で初めて読みました。読んだ年齢が遅すぎたのでしょう。ピッピと、彼女の家の散らかっただらしない様子(と私には思えた)が嫌でした。途方もない大ぼら話にも、ついていけませんでした。低学年以下で読んでいたらそこに惹かれたかもしれませんが。
大人になってから、小さいこどもの気持ちになったつもりで読み返してみたのですが、やっぱりダメです。自分からは自分のこどもに勧める気にはなれません。