ストーリー展開もさすが、の名作
★★★★★
ぞうのおうさま・ババールと、おきさきのセレストが、気球に乗って出掛けた新婚旅行。その先で起こる色々な出来事や、そのあいだにぞうのくにで起こる事件、やがて帰ってきたババールの活躍…。
ストーリーそのものも、とても楽しい展開の絵本です。
ことばのテンポも、とても心地よく、響きます。
おうさまとしてのババールの毅然とした態度と、それをきちんと支えるセレストの姿。揺らいではいけないものが、ちゃんと一本通っている。壮快、明快であることは、絵本の重要な要素の一つなのかも知れません。
やはり、名作と思わせてくれる作品の一つです。