きょうだいがメリーメリーをのけ者にしても挫けないメリーメリーはきょうだいよりも要領よく色んなことをやってのけます。
のけ者にされ、すんごい格好になっているメリーメリーがアイスクリーム・サンデーにたどり着いたところが、とっても愛らしく面白かったです。
イギリスのお話しなので、言い回しなどがちょっとわかりにくい所もありましたが、お話しの最後にちょこっと説明文が付け加えられていたので、それで解釈する事ができました。
「まだ小さいから」という理由でいつも兄姉達からのけ者にされてしまうメリーメリーが、ねじまきネズミのモペットを相棒に持ち前の明るさで苦難(?)を切り抜け、うまい具合に望みを達成する様が楽しい。
思いがけない幸運な展開も、天真爛漫なメリーメリーであればこそ受け取るに値すると納得できます。
うちの二人の子ども(兄妹)のうち、下の子が まだ自分では読めなかった頃に、本当によく「読んで」と持ってきたお気に入りの一冊です。