2才の息子の次のお気に入り。
★★★★☆
ずっとleoniの「a colour of his own」が、お気に入りで
毎晩、寝る前にせがまれていたのですが
最近では、こちらの「a busy year」が、お気に入り。
「a color 〜」よりも文字も多く
絵は全体的に色が淡く地味になったかな?
品良くカラフルです(笑)
今回は、可愛らしい2匹のねずみ(オスとメス)と
しゃべることができる一本の木のお話です。
物語はある雪の日に、可愛いオスねずみとメスねずみが見付けた
雪だるま(ならぬ、雪ねずみ)が抱えていたのが
木のホウキではなくて、実はしゃべる木だったことからはじまります。
と言っても、それからドラマチックな大事件が起きるわけではなく
ひたすら単調にお話は進んでいきます。
1ページ1ページがjanuaryからdecemberまで1年を通した
なんだかカレンダーの挿絵を見ているような
ほのぼのとした感じが最後まで続いて終わります。
うちの子は繰り返し読みたがり
その中から、季節ごとのイベント
しゃべる木とねずみたちのやりとりから
自然を大切にする気持ちなどを
学んでくれればと思います。
このサイズのボードブックにしては、少し文字が多目で
「a color 〜」ではもう物足りなくなってきた時期に丁度良かったです。
さすがleoni。こういうのってなかなかないんですよね。
イラストも、もちろん当たり前に可愛いのですが
絵本が好きな1・2才のお子さんに、もう少し読み応えのあるものを探し始めたら
これは向いているのじゃないでしょうか?
あくまでも個人的な好みですが・・
「a color 〜」のレビューにも書いたんですけど
とにかく、この手のボードブックはベッドで読ませ易いので
それだけでもオススメですよ☆