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カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)

価格: ¥778
カテゴリ: 単行本
ブランド: 岩波書店
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絶妙なテンポのよさ ★★★★★
日常(ばら戦争などができる環境)のそばに非日常(殺人事件関連のできごと)を非常にうまく置いていると思いました。
また緊迫した場面とのんびりした場面がとてもテンポよく交互に現われていました。
リズミカルな物語となっているように思いました。
そして「殺人」という恐ろしい事件が起きても、リンドグレーン女史がユーモアを
忘れなかった点は評価に値します。
友を救え!またまたカッレが大活躍! ★★★★★
またわくわくするような夏休みがやってきた!輝かしい13歳の夏、カッレは親友のアンデス、エーヴァ・ロッタと共に白バラ軍として、「聖像」と呼ぶ小さな石を巡って赤バラ軍と「バラ戦争」を開始した。「聖像」の隠し場所を探しにいったエーヴァ・ロッタは高利貸のグレーンじいさんの死体を発見する。しかもエーヴァ・ロッタは、犯人の顔を目撃していた。警察の調査の結果、新聞に実名入りで掲載されたエーヴァ・ロッタに、犯人の魔の手が迫る。・・・
以前に大事件を解決するという実歴を持ったカッレ君だけれど、本当の殺人事件に出くわしたからさあ大変。ショックで寝込むエーヴァ・ロッタの姿を見て、事件とは本当に大変なものなのだと思い直すカッレ君、前作と比べると成長しています。
赤バラ軍の!!3人組も今回は見せ場があるし、何と言ってもやたらと登場しては警察を面食らわせる「聖像」や、口に出すカッレたちを尊敬してしまうぐらい難解な「山賊ことば」がいい味出してます。仁義を重んじる「バラ戦争」、夜遅くでも町中を走り回り、時には屋根をもつたうカッレたちのスリル満点の追跡劇、そして犯人とのやりとり、カッレの探偵豆知識など、随所にちりばめられたセンスには、さすがと言わざるをえません。