ほかにも未発表モノを含む背景やメカ、キャラクターなどの3Dモデルを、いろんなアングルやライティングで閲覧できたり、映画顔負けのリアルタイム・ポリゴンによるデモシーンをユーザーの任意で操作できたりと、骨の髄まで『METALGEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』をしゃぶり尽くすことができる。「観るだけだけじゃないメイキング」をコンセプトに、さまざまな遊び心やサービス精神も満載で、ユーザーが思わずニンマリすること間違いなし。
データベースメインとはいえ、これだけのボリュームを見せつけられると、「メイキング」も立派なエンターテイメントになるのか、と感心させられる。「メタルギア」シリーズのファンだけでなく、『METALGEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY』プレイ経験者やゲームクリエイターを志す人の、必携アイテムといえるだろう。(荒木英哉)