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大人問題 (講談社文庫)

価格: ¥616
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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なるほどな!でした ★★★★★
五味さんの子供論。
なるほどな・・・と思えるところがいっぱい。

自分がいかに子供に対して偉そうか、そして自分もそうやって押し付けられてきたか・・・
反省しきりです。

子供の可能性・・・それって本当に素晴らしいことで、大人が変な理屈で奪い取ってはいけないことを警告している気がします。
まっすぐな優しさ ★★★★★
五味太郎氏は、一見、ひねったブラックユーモアを口にしているように見えて、その実、とてもまっすぐで優しいことを言っている人だと思う。時としてシニカルにすら見えるそのまっすぐさは、他人に対する敬意と温かさがなければ、生まれてこないもののような気がする。

子供の将来を心配して相談に来た親に、五味氏は、真剣に子供の立場に回って考える。だから、親が期待しているのとは正反対の回答を、平然としたりする。閉塞的な環境の中で窒息しかけている子供の耳元で、ちょっとこっちへ逃げてきてみなよ、と囁いてみたりする。

圧倒的大多数に流されたりはしない。
かといって、それらに反抗したりもしない。
しゃらしゃらと、自分の好きな道を、自分の好きなペースで行くのである。

なんという、自由で、自分に厳しい生き方だろうか。

この本は、暗黙の価値観を押しつけられることで窒息しかけている子供にとっても、社会や国や集団の、無言の圧力に晒されている大人にも、元気を取り戻させてくれる本だと思う。

読書という楽しみの中に、そういうものを見つけられるのは、とても幸せなことだ。
同感 ★★★★☆
五味さんはいいことを言います。
10年以上前なのに、今の時代を表わしているようです。
教科書ですね。
なんだか楽になりました ★★★★★
私自身、型にはまった育児をしてきませんでした。
世で言う「こうでなくっちゃ」というやり方にいささか疑問を感じていたからです。
例えば本について言うなら、課題図書とか本の読み聞かせとか…。
子どもが興味のある本を子どもが楽しむのに寄り添ってやったり知っていることを話してやったり
しながらの読み聞かせはたくさんしましたが、世間で「読み聞かせが大事」と言っている大人の
グループのは、やっている大人が夢中になっているだけで子どもが置き去りにされているようにも
見えました。
「そんなことない。子どもは目をきらきら輝かせて聞いてくれる」そうですが、ホントかな?
のんびり育てすぎたなあ、と思う節もありますが、五味太郎さんの言葉に、ほっとする自分が
いました。
奥が深く、親が読むべき本 ★★★★☆
絵本であっても、大人が面白いと考えるものが、やはり子供にとっても面白いはず。
大人が面白くないと考えるものは、子供は飽きやすい。

やはり、面白いと思うと、読み聞かせてあげる大人の声にも力が入るし、何度も読んであげるという理由もあるだろう。

そういう意味で、この本は親になった大人に読んで欲しい。
そして、面白いと子供に紹介してあげる本だ。