ことわざは人間が長い経験の蓄積を凝縮した人類の知恵です。
五味太郎さんは、その知恵を子供たちの心に届ける本を作りました。
それが、このことわざ絵本です。
たとえば、
「鉄は熱いうちに打て」
は、何事にもタイミングが大切だということを言い換えて
「飯は熱いうちに食え」
と言いかえたり

「かわいい子には旅をさせろ」
というのは、子供には苦労をさせろという意味で、子供はかわいいいから旅行に連れていてあげようというのではないということで
「かわいい子には留守番させろ」
と言いかえたりしています。

楽しくてためになる絵本です。
お薦めです。

幼少期に父母に買ってもらった本で、懐かしさを覚えます。
右ページに「ことわざ」、左ページに「ウィット」が利いてたのですが
ウィットの方が強烈で間違えて覚えていたモノもあったのは
ご愛嬌です(笑)

良い本は、やっぱり長く語り継がれるもんなんですねぇ。。

とてもおもしろく読め、ことわざをかみくだいて自己流にアレンジしているところはさすがです。
惜しいのは、文章がすべて五味さんの書き文字なんですが、ちょっと読みにくい場合があります。
たとえば「けっきょく（結局）」という言葉は五味さんの字だと小さくあるべき「つ」や「よ」が大きく、
「けつきよく」という風に読めてしまいます。
もうすっかり日本語が定着した大人が読むなら問題ありませんが、子どもは混乱するかも。。。
書き文字そのものは味があっていいんですけどねえ。

小さい頃私が好きだった本です！私はこの本でことわざを覚え、ことわざの面白さを知りました。自分の子供にも是非読ませたいと考えてます。
子供はもちろん、大人が読んでもためになりますよ。ことわざには上手に生きていくための術がたくさん詰まってるって思いますから。

最近やってたＴＶ番組で
ことわざを覚えまくってる天才児がこの本の読み聞かせで
そうなったって言ってたので
うちの子にも購入
まだ届いてもいないの成果は未知数