絵もいいし、うまくまとまってます。
★★★★★
第5集には、ももたろう、人魚姫、ぶれーめんの音楽隊といった有名どころの話から、コアラのしっぽがなくなったわけといったオーストラリアの民話という珍しい話まで15話を収録してくれています。
5歳の息子にいつも寝る前に読んでやるのですが、このシリーズのいいところとして、比較的きれいで常識的な絵が多いので、子供でも見やすいところ、また、比較的話がしっかり書かれているので、ストーリーが飛んだり、落ちがないといったことが少ないところです。
逆に言うと、繰り返しが多かったり、一つの話がそこそこ長いので、読んでやる大人のほうは疲れるという点は難点ですが。
やはり昔からある話にはいいものが多く、それを一冊で15話も楽しめるのですから、中途半端な絵本よりはよほどお薦めできるものだと思います。