2歳半の息子がはまっています。
文章ががそれなりにある割には内容は単純で、
2歳半でも十分理解出来ます。

普段はなかなか見ないカブトムシが飛ぶ場面があったり、
女の子のカブトムシが登場したり、木に集まって蜜を食べる、
土にもぐって寝るなど、スーパーのカゴの中のカブトムシしか知らない息子に
オスとメスの違いや、カブトムシ本来の生態を教えることが出来て、
とても良かったです！

目がくりっとしたかわいいカブトムシのぶんちゃんが、
乱暴もののクワガタ達を「えい！やー！」とやっつけるシーンが、
普通の絵本よりちょっと刺激的で、男の子好みですね。

カブトムシのぶんちゃんが土の中から出てきて蜜を求めて飛び立ちます。
メスのカブトムシを助けて友達になったり、一緒に蜜を求めるカブトムシ以外
の仲間も次々と出てきます。最後にみんなの敵、クワガタムシの登場で、
ぶんちゃんは怖がらずに立ち向かっていきます。力強いお話でカブトムシの大好きな
息子は「クワガタムシと戦うなんてすごいね！」と嬉しそうに言ってました。
昆虫好きな息子の大好きな絵本のひとつです。

ストーリーはまずまずだと思います。
ただイラストが息子の好みではなかったみたいで、今ひとつ関心を持ってくれません。
私も正直、それほど気にいったわけではないんですよね。
サイトから購入したのですが、やはりこの手の絵本は、本屋で内容や絵の雰囲気を確認して買った方がいいと思いました。
イラストが気にいる方には、良い本だと思うのですが。

虫が大嫌いだった４歳の息子。主人公が「かぶとむし」だけではなくかなぶんなど森の虫友達も沢山登場するこの本に出会ってからは虫に興味がでてきました。この夏は自分でかぶとむしを飼うまでに成長！本の中にはかぶとむしの生態が子供向けにわかりやすく書いてありとても良かったです。

うちの子は虫が苦手なのですが、このシリーズは大好きで何度も何度も読まされています。ぶんちゃんは、虫たちをいじめに来たクワガタくんたちからみんなを助けてくれます。このたたかいもまた可愛いです。これですっかりうちの子はクワガタよりもカブトムシびいきです。