歴史は苦手でした。こんな本に出会っていたら、歴史科目への見方も点数も変わっていたかも!?
いま自分の子供が高学年、低学年とおり、歴史に興味を持ち始めたところ。
親の私も、その興味をうまく利用して歴史をもっと知って欲しいと思っていたところ。
そんなときであったのがこの一冊。お勧めの一冊です。
人物ごとの物語仕立てでわかりやすく、おもしろい。トリビア的情報もあります。難しい用語も極力なくしてあります。
事実の羅列になりがちな歴史書も、こんな風にわかりやすいと止まらずに読みすすめていけます。
イラストも人物ごとに違い目を飽きさせません。
学習まんが一括買いを考えている方も、その前段階として一度読まれるとよいと思います。
低学年なら読み聞かせもいい分量です。

タイトル通り、はじめての歴史書としては
良いのかもしれません。

ローカルな歴史が、物語調で語られて、しかも
その数が１０１話でしょうか？

有名な話もあれば、ほとんどの人が知らない話
もあり、子供にこれで歴史の勉強をしてね、と
言うには「？」です。

低学年には読みづらいし、高学年でも歴史を
学んだ人には物足りないかも知れません。
4年生くらいが読むのには、適しているかも。

一通り、歴史を学んだ方が、片手間に読むのに
はさらりと読めていいかな、と思える作品です。

子供の夏休み用に購入しました。
2年生の長男、1年生の姪っ子と競争して読んでいました。
1項目が長くなく低学年でも読みやすいようです。
大人でも楽しく読めます。

分量が多く、小学生に通読させようとすると
かなりハードルが高いので
折に触れてひとつずつ読める環境に
置いておくのがいいかもしれない。

しかし昔出ていた類書に比べると
ビジュアルも段組も
各段に読みやすく、わかり易い。

学生時代、歴史にあまり興味が持てなかった私。家には歴史漫画もあったし、伝記物ならいろいろ読んでいたのだけれど断片的な知識を体系的に整理していく力がなかったのでした。この本は、歴史上とても有名なエピソードを年代順に配列してあり、主に人物中心のドラマ仕立てで時代の一こまがうまく描かれていて、物語集として面白く読み進めて行く内に自然に歴史が俯瞰できるように構成されています。陰陽師、川中島の戦い、忠臣蔵など、学生時代ちゃんと勉強しなかった私でさえ普段の生活の中で半ば常識として聞きかじっているストーリーがいろいろ出てきて、自分自身ワクワクしながら子どもに読み聞かせています。苦痛な詰め込みでしかなかった年表上の出来事が、奥行きを持って目の前に浮かぶ喜びを感じます。子どもの歴史への導入にもきっと役立つでしょう。一話毎にイラストの雰囲気も全く異なり新鮮。１０１の名場面というけど、実際に読み応えがあるのは半分強だったので☆一つ減らしました。