大人に読んで感じてほしい
★★★☆☆
緑色、そして赤いポストが心にしみる絵本です。
かえるの表情のひとつひとつに
「人が生きるこの世の中に存在する
誰のせいでもないけれど、
思うようにいかないこと」が
ぎゅっとつまって
表現されているように思いました。
「本」というものは、
書かれているストーリーのその先にも
自分なりのストーリーをみつけることが
できるのだということを実感した本です。
しかしながら、我が家の6歳の娘には、
まだ文字にされている内容以上の
奥域を感じることは難しかったようです。
読み聞かせるお母さんの心に、
より響く本かもしれません。
ロングセラー
★★★★★
小学生の時、図書室で散々読んだ本なのにもかかわらず、ラストを全然思い出せないでいました。
最近になって気になって購入して読んでみたら・・・
最後は号泣(私はちょっと涙腺がゆるいかも)
そうだった。そんな終わり方だったね。。
小さい時はあまり意味がわからず読んでいて、でも最後が悲しくて何度も読み返せばラストはカエル君が嬉しい気持ちになれるかも。。と思って読んでいたけど何度読んでもラストは変わらないままだった(当たり前ですが・・)
ずっとずっとずーーっと残っていてほしい絵本です。
心に残る一冊
★★★★★
子どもの頃読んでずっと心に残っていたお話です。
常識的な大人や子どもには^^のっけから不思議な世界・・・(郵便受けにカエルが住んでいてお話しするんですから)。引き込まれていって、最後はどうなるかと思いきや、ハッピーエンドではありません。だから余計に心に残るのでしょうね。
大人でも読み応え?あるお話(単純でないので意味づけ、いろんな解釈ができる)なので、子どもには理解・納得できないところがあって余計に心に残るんだと思います。
理屈でなくその子どもなりの感性で何か感じとればよいのですよね。それに耐えうる絵本だと思います。水上勉さんのイラストもと〜ても素敵で印象深いです。
手紙に興味をもちだした息子にぴったりの本でした。
★★★★★
男の子の家のポストにカエル君が引っ越してきます。カエル君は男の子宛の手紙を全部読んでしまいます。困った男の子は、カエル君に宛名の人しか読んじゃいけないんだよと注意します。でもカエル君宛てに手紙は来ないとカエル君は男の子にいいます。そこで男の子は「手紙がほしければまずは手紙をださなくちゃ」といいます。そこでカエル君は一生懸命葉っぱに手紙を書くのですが・・。
ラストはちょっと切なくなるおはなしです。続きが読みたくなります。
手紙に最近興味のある4歳の息子にはぴったりの本だと思いました。とてもかわいらしい絵本です。
心にずーんと来る本
★★★★☆
子供のころに旦那が読んだ本でこの前2歳の息子に読み聞かせたところ、すぐに気に入って毎日読んでいます。
ちょっとさびしげな心に残るお話です。