スマートでない子供さんとそのお母さんに
★★★★★
くまくんが障害物競走に出場し、どの障害物でも「ありゃりゃ」なことになってしまいますが、最後までがんばって、とてもうれしそうにゴールするというお話です。2才の息子はまだ、くまくんの「ありゃりゃ」な場面の語呂を楽しんでいるだけのようですが、母親である私には、ひとつも上手にできなかったのにニコニコの笑顔で満足そうにゴールするくまくんが、何事にもスマートでないうちの息子の姿に重なって、うまくできなくても最後までがんばれるということが大事なんだなと改めて思わせてくれる絵本でした。くまくんの絵も"うちの息子のように"ポチャッとしていてかわいいですよ。