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遠くをみたい―星の贈りもの

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: パロル舎
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ダイヤの輝きより美しい星たち ★★★★★
 人が宇宙に思いをはせ、夜空を見上げるのは、
宇宙が私たちの故郷だから、そして死んだら又、星になる。
 東さんの美しいイラストとともに、どこを見るでもなく
遠い故郷を思います。
 小学校の教材にならないのかしら・・・誰もがしっておくべきことが
書いてあると思います。
思わず見とれてしまった素敵な絵本 ★★★★★
 オルゴールのふたを開けると素敵な音楽が鳴り出すように、本書を開けば、美しい絵と文章のコラボレーションにうっとりします。
 はるかなる宇宙の彼方に思いを飛ばし、この地球の命の尊さに目を開かせる詩。星の煌めきと天球の回転、想像力の羽ばたきが胸に満ち、広がる絵。綺麗だなあ、素敵だなあと、あちこちで見とれてしまいました。
 とりわけ見事だったのが、宇宙の目のような楕円の中に、銀河の小宇宙が描かれている絵。深いエメラルド色の闇の中にきらめいている星の光のさざめき。思わず、ほうっとため息をついてしまった。きらきらと輝く絵の中に吸い込まれる気がしました。
 東 逸子(あずま いつこ)が描いた絵本では、『翼の時間』もとても美しかったけれど。この絵本もいいなあ。素敵だなあ。
うつくしい絵本にめぐりあえた幸せ ★★★★★
夜空を見上げ、宇宙の広さを思い、自分の小ささを思い知り‥‥
若いころそんなことをなんども経験してきた。
そんな、うまく言葉にできなかった思いが、この1冊の絵本の中にあった。

“宇宙を知る寮美千子さんのことば”と
“幻想を描いてみせてくれる東逸子さんの絵”の合体はすばらしい!

「ひとのおもい」はどんなところへでもゆけるということを、一本の鳥の羽が象徴しているようだ。
たいせつな1冊になるだろう。




百三十億光年の旅を実感 ★★★★★
中学生の頃、理科の教科書中に、ついつい見入ってしまう小さな写真があった。
それはアンドロメダ大星雲の写真だ。渦巻く求心的な形をしているせいもあるが、
それだけでなく、光の中に懐かしい世界があるように感じてならなかったのだ。
なんとかしてそこへ行きたいという強烈な想いは、物理的に不可能なんだと理性で
強引に納得させるしかなかった。

しかしながら、寮さんの言葉は、人間には心という光よりも早い翼があることを
気付かせてくれた。さらに、東さんの素敵な絵が、想い焦がれた世界を
しっかりとボクに見せてくれた。

そう! 人の心は物理的な制約を越えて飛翔できるのだ。

それだけではない。今度は逆に宇宙の彼方から我々の地球に思いを馳せる
ことさえ可能にしてくれた。すると地球そのものに懐かしさを感じるという不思議な
感覚が生まれてくる。 今、実際に存在している場所なんだけどね。

この作品は地球上に生きるすべての命へ、大いなるメッセージを発信している。
その意味で、科学と芸術を通して生まれた聖書と言ってもいい。

さあ、あなたには宇宙に至る2つの選択肢がある。
多大な資金や訓練時間を費やしてロケットに乗るか、それともこの本をよむか。
大切な宝物 ★★★★★
最初のページを開くと、もうそこにはこの絵本の持つ暖かくて深みのある世界が広がっています。
読んでいくうちに本の世界に吸い込まれてゆきます。
できることなら、大切なひとや愛するひとだけでなく
共に今を生きる仲間達みなにプレゼントして読んでもらいたい一冊です。
この絵本は僕の大切な宝物になりました。