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ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 理論社
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文字どおり「殻を破る」物語 ★★★★★
本を読んだり、化石をながめたりするのが好きで、森の他の住人とは口をきいた
こともなかったスキッパー。うちの息子そっくりです。
かたい殻を持つ不思議な木の実ポアポアの料理法を探るうちに、スキッパーの
心の殻も開いてきます・・・・
とぼけた味わいのある語り口と、作者自身の手によるさし絵がマッチして、
何とも言えない味わいを醸し出していて、繰り返し読んでいます。
シュール ★★★★★
小学生の頃、初めて読んでからその独特の雰囲気にハマってしまいました。この雰囲気を今大人になった自分の言葉で表すなら「シュール」しかありません。

子供の本って喜びや悲しみ、嬉しさ、戒めを大げさに表現したものが多いですがこの本は、ひたすら淡々とした流れに妖しい独特の雰囲気。人間のようでそうではないような登場人物達の挿し絵。

極め付けは人物達の住む家!!大人になったらこんな家に住むんだと思っていました笑

大人になってからも楽しめるオススメの本です。
ほっこりできる一冊 ★★★★★
こそあどの森シリーズ第一巻。
人と関わるのが苦手なスキッパーの元に、旅をしているバーバさんから手紙と荷物が届く。
それは「ポアポア」とよばれる木の実と、その木の実の料理法だった・・・のだが。
肝心の料理法が、運んでる途中雪で濡れた為にほとんど読めなくなっている。所々読み取れる部分から推測すると、どうやらこそあどの森の住人の誰かが料理法を知っているらしく、教えてもらうようにとのこと。だけどスキッパーは誰かに会うのがとても苦手。どうするのスキッパー?

魅力的なキャラクター、こだわりのある住人達の家、色彩風味豊かな描写。読みながら季節を感じ、食欲をそそられ、スキッパーと共に一喜一憂できる素敵な作品。小学校低学年向けの簡単な作品なので、まだ読んでいない方はぜひ気軽に手にとってみてほしい。
心の名作 ★★★★★
私がこの本と出会ったのは小学3年生のとき。
学校がお勧めの本として紹介していたので購入しました。

登場人物も皆個性豊かで1人1人が大好きになります。
読み終わったあとのあの温かい気持ちは中学3年生になった今でも忘れていません。

そのころから本を読むことに関心が高まり、今では本の無い生活なんて考えられません。

この本に出会えて本当に良かったです。
ニヤニヤ、ダハハ、そして、ほっこり ★★★★★
こそあどのもりは不思議なところ。静かで、独特の時間の流れにのったところ。一風変わった住人たちが、これまた変わった家に住んでいるところ。そのこそあどの森の一番新しい住人のスキッパーに、旅に出ているバーバさんから木の実が届きます。「○○にきけばお料理の仕方がわかります」という手紙とともに。一人が好きで、話をするのが苦手なスキッパーくんには、大事件。だって読めなくなった手紙の文字を探し当て、この木の実の料理法をカイメイしないといけないんですもの。

わがムスコいたるところでニヤニヤ、ダハハ、と照れ笑い。思い当たることがいっぱいあったのでしょう。耳のそばでわーわ話しかけられ、耳が痛くなったり、知らない人に何か説明するために、こっそり話し方の練習をするとか。予想外の質問にあって面食らい、冷や汗がでるとか、ね。話(学校の授業で発言することも含めて)をすることが苦手な子供にありそうな場面が続々と展開するんですから。

いろいろあるけど、用意された結末は、なかなかすてきです。作者の深慮遠謀に感心します。木の実=種だったのかぁ、と感動します。この種から何が芽生えるか、楽しみに読んでください。ほんわり、ほっこり、いい気分になれること請け合い。