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NO.6 〔ナンバーシックス〕 #5 (YA!ENTERTAINMENT)

価格: ¥998
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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BL? ★★★★★

まず、あさのあつこさんのこの小説にBLなんて言葉似合わない。

あさのあつこさんは同性愛だとか異性愛だとか世間が勝手に作り出した枠組みにこだわっていないように思うから。考え方を変えれば誰もが同性愛者、異性愛者になる可能性がある。

あさのあつこさんはこういった"性"に捕われないで、もっと先を見てるんだと思う。


この小説は読めば読むほど考えさせられる。思った以上に深い。

後書きに性について全く触れないところがまた気になる。なんとなく試されてる気がしてならない(笑)

本をどういう視点で読むかは、その人の自由だ。

だが視点を変えれば新しい発見がきっとある。
衝撃の事実にびっくり〜!続きが読みたい!! ★★★★★
続きが気になる…。続きがまだ出ていないから、最新刊のこの5巻をギリギリ我慢できるまで、読むのを我慢してたけど、ついに読んじゃいました。
あさのあつこさんの本格SF(だよね〜?)の最新刊です。
この巻で、「ネズミ」の過去が少し垣間見えてきました!その代わり、物語の前半は「紫苑」の主観で描かれていたのに、最近は「イヌカシ」や「ネズミ」の視線で話が進むので、「紫苑」という少年が少し不透明な存在になってきました。
それから、衝撃の事実が発覚しました。イヌカシが女の子だったなんて〜!!
もう、これから「NO.6」(物語の中の楽園とし)はどう変化していくんでしょうか!?ドキドキです。
それにしても「NO.6」の矯正施設は怖そうです。読みながら想像すると、私の貧弱な脳みそはナチスドイツの収容所しか思い浮かべられませんでした…。
ともかく、早く続きが読みたいぞー!!
矯正施設で見たもの ★★★★★
矯正施設への侵入、というよりは、人狩りで狩られて放りこまれたわけですが・・・。
その場所で紫苑が見たものは、地獄のようなありさまでした。
動物のように狩られた後は、死体と怪我人の山の上に、ゴミのように落とされます。
なすすべもなく死んでいくものたちの中で、ネズミは確信を持って細い道を進みます。

4巻目は矯正施設へ入るところで終わっていましたが、結局そこからあんまり進んでない感じです。
ラストに垣間見えた紫苑の変化と、ネズミの秘密がこれからどう展開していくのか、とても気になります。
深い結びつき… ★★★★★
紫苑とネズミの仲はますます強く結ばれていっています。ネズミだけでなく、絶対的に他人を信用できないはずの西ブロックの人々もどうしても、心開きたくなる紫苑はすごい!!

たしかに同性愛っぽいなって、感じるところもあります。でも、これがどちらかが女の子だったとしたら、もっと早くに恋愛に関わる醜さっていうか、ベタベタ感みたいのが出てきてしまって、物語のおもしろさも半減しそう…
と、ちょっと想像してみて感じました。

そういうところも含め、人間関係だけじゃなく、生きることについて考えさせられます。
どれだけの人が、死にたいくらいの思い・死ぬ思い、してもしっかりと生に喰らいついていけるのだろう…
闇の奥に隠された真実 ★★★★☆
#1〜#4まではリアリティがあると思った。
けれど#5に来て「老」という存在が出てきたところで、
ちょっとリアリティが欠けてしまったと感じる。
今までのリアリティが安っぽく感じられてしまい、
自身のみの力で矯正施設を攻略して欲しかったと思う。

ストーリーの進みもやや遅めに感じられる。
感情を書くのも必要かもしれないが、あまりにも
だらだらしてはいないだろうか。
(決してストーリー展開が面白くないというわけではないのだけど)
ということで星を一つ減らした。

今回は紫苑の一面が覗き、ネズミの哀願が
大きく物語を揺らすような気がした。
他を思いやり、守ろうとすること。
それが紫苑の「断罪」になり、ネズミの「哀願」となる。
#1〜#4までに書かれていた異常なまでの
『他人を助けようとする、好こうとする気持ち』の
一部結末と言えるかもしれない。
ここから二人の仲をどう描くかは作者に期待したい。

一部で腐女子向けというものが囁かれているが、
確かに『少年同士の友情』と一くくりに出来るものではない。
『愛情』と軽々しく呼んでいいものが二人の間にあるとは
思えないので、あえて何も言わない。