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アベコベさん

価格: ¥1,470
カテゴリ: 大型本
ブランド: 文化出版局
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10年後も読んでほしい ★★★★☆
わかりやすい絵、音読していて心地よいリズムののった訳文、読み聞かせにぴったりの作品です。

手づかみの食事、絵は壁に描く、アベコベさんの「いいこと」は一般的な価値観からすると「悪いこと」。
5歳の子どもはノリノリでした。
読み聞かせしていた私も初めは小気味よかったです。

が、だんだん私は違和感を覚えてきました。

アベコベさんの価値観は確かに一般的なものからするとアベコベだけど、子どもに対し「悪いこと」をやめさせ「いいこと」をさせようとする、これって本当にアベコベなのだろうか、と。
「悪いことどんどんやれ」とはアベコベさん、言っていないのです!

絶対的に正しいと言い切れる価値観なんてないけれど、「悪いこと」をやめさせ「いいこと」をさせようとすること、案外それこそが普遍的な価値観なのかもしれないと思いました。
そして、そうした価値観の押し付け、相違が個人から国家間にいたるまでのトラブルのもとになっていることも。

とはいえ、アベコベさんは「よのなかにはいろんなひとがいるんだ」と軽く受け流してしまいます。
そう言いつつも、留守を頼まれた家、勝手に片付けてしまうあたり、アベコベさんも決して言葉どおり受け取ってはいけない人のようです(笑)。

今はアベコベさんの行動に大笑いしている子どもが、あと10年程して何かの拍子にこの本を手にして「あれ?」と思ってくれたらな、と母は思っています。
読み聞かせにピッタリ ★★★★★
小学校4年生の「おはなし」の時間にこの絵本を持っていきました。
子どもってこういうナンセンスが好きですねえ。
みんな「うっそー」「この家の人、変だよ」「あり得ない!」なんて
常識的なことを言いながら、お腹をかかえてゲラゲラ笑い転げて
いました。4年生でこれだけうければ、逆に1年生、2年生、3年生も
大受けすること、請け合いです。

また、家で子どもと一緒に見るのも絵の細かい部分の面白さを発見できて楽しいと思います。
大人にとっては、「子どもは何でこんなのが面白いのかしら?」と
子どもの不思議さを感じられる一冊です。

こどもって・・・・・ ★★★☆☆
こどもっていつでもおかあさんの叱ることに不満をもっていると
思うんです。
こどもの言い分はこうです。
「なんでこんなことしちゃいけないの?おかあさんのこどもの頃は
ちゃんとできたの?だめってだれがきめたの?」って・・・
お子様がきっと声をだしてよろこぶ絵本だと思います。
ちなみに、私は星3つにしましたがこどもは星5つだそうです。