いい本だとは思うが、評価は読者次第かな
★★★★☆
3部構成からなる。PART1は以下の5種類の言い回しを見開き2ページずつ紹介している。1)理由[ARGUMENT, because--- (Furthermore,/Moreover,/In addition,/Also,---)] 2)相違・優劣[be different (differ) from---/more---than---/superior to---in---] 3)両面から考える[It is true that---, but---/Certainly---, but---/On the other hand, ---] 4)仮定[I would---, because---] 5)列挙[IDEA/MESSAGE For example, ex.1. Or, ex.2/---three reasons---. First of all, Second, Third/Finally] PERT3ではPART1の一部や因果関係、比較、第五文型などの構文集と環境や教育、医療などのトピック別語句を取り上げている。PERT2が本論で与えられた題目に対してどうやって文章を組み立てていくかが6講にわたって解答例の添削もあってかなり丁寧に書かれている。読み易くよく出来ている本だとは思うが、PERT2が主眼ならそれだけに絞ってもっとページを割いて腰を据えて講義して欲しいと思う。構文や単語も重要だけれど、簡素に書くくらいならそれはそれぞれ専門の参考書に任せるなり著者自身が別に参考書を書けばいいことだと思う。同じことを和文英訳編でも感じた。それとPERT2の内容は簡単に言えば小論文の書き方を説いている。つまり小論文の書き方のノウハウをマスターして和文英訳というか英作文の力があれば「自由英作文」は書けるということだと思う。