殆ど小論文の世界では「生きる伝説」と化している著者の本。
東大文学部卒、シカゴ大で修士号獲得と言う経歴もさることながら、
分かりやすい、深い、さすがと思いました。

アマゾンでも評価が高いし、殆ど欠点を感じない。
素晴らしいですね。
試験勉強だけでなく、単純に教養として、楽しみとしても
読むべき本です。非常に素晴らしい。この著者は後悔無し。
樋口さんは好き嫌い出る気がしますし、
試験系の小論に関しては、不向きな「小論対策」の本が多すぎます
（ジャーナリストや学者が書いたものが多い。その世界では通用するだろうが・・）

１点、問題点を挙げると一部の人には難しいかな？と言う点。
高校生レベル、あるいは大学生以降でも国語が苦手な人は難しいかもしれない。
「１週間で書ける　公務員合格作文」などで練習してからの方がいいかも。

上記２書は、公務員試験や法科大学院受験者以外でも使えます。
本当にオススメですね。深い。あと書いた方がいいです。
読んで分かった風に思ってても意外に書けないです。
丸写しでもいいので書くといいです。

　ロースクール受験科目である小論文の対策用テキスト。考え解答を練るまでのプロセスの理解、背景知識/時事ネタの習得、解答例の品質、テーマ別出題履歴や解答時のチェックポイントなどの豆知識、どれをとっても秀逸です。
　類書を色々と読みふけりましたが、一番頼りになって汎用的に使えるのは、これかと思いました。それに、私見ですが、試験の解答テクニックや技巧に走らず、「知的な体力をつけること」を根底に置いてあるようで、読んでいて知的好奇心が刺激されて、試験対策を抜きで読み進められます。

良く工夫された質の高い参考書です。
ロースクールの分野に必要な背景知識が手際よく整理されている一方で、論文的文章の書き方がシステマティックに述べられています。
考え方のプロセスも丁寧に説明され、実際の解答作成に直接つながっているため、たいへん役立ちました。
小論文は答えがない点がわかりにくく、かなり苦手意識があったのですが、本書を最後まで読むことで自信が持てるようになりました。
他のも何冊か読んでみたのですが、最も納得できたのが本書です。