この本で紹介されているのは、プロ並みの品質を持った3Dエンジンの開発に必要となる数学の概念だ。この本は、ゲームの中でも特にアプリケーション開発向けに書かれたものだが、カバーされている多くの記事は3Dグラフィックス全般に関心のある読者にも興味深い内容となっている。ベクトル図形や線形代数学といった比較的基本的な分野から入り、照度や視程の確定といった高度な3Dプログラミングへと発展していく。それぞれの考え方から導き出される結果にも十分な説明を与えることで、読者を飽きさせずに次の理論の紹介へとつなげている。
この本は、三角法や微積分の知識がある読者を前提にしてはいるものの、三角恒等写像や微分方程式、そしてテーラー級数といった分野に関係する重要ツールを解説するセクションも、もうけられている。
本書の特色
- 3Dゲームエンジンのプログラミングに重要な数学知識に特化
- 説明されているアプリケーションのフレームワークとしては、業界で長く受け入れられていて異機種プラットフォームでの動作が可能なOpenGLアーキテクチャを採用。Nvidia社のGeForce 3といった最新3Dハードウェアについても紹介。
- 四元法、同次座標、レイ・トレーシング、バンプ・マッピング、ポータル・システム、ポリゴン技術、シャドウ、および物理など厳選されたトピック
- 教科書としても使える練習問題付き
(Book Description)