手元に置いておきたい1冊
★★★★★
「そんなの知ってるよ」と思っていた単語も、意外と知らなかったことや、知らなかったニュアンスなどがあり、あらためて基本的な単語を復習できる手ごろな本です。
きっちり勉強したい人なら、最初からじっくり読んでいくのもよいでしょうし、日常で英語を使うことが多い人なら、手元に置いて折りにふれて参照するといった使い方ができるでしょう。豊富な例文の解説もわかりやすく、ちょっとした英文の言い回しを知りたいときにも便利です。
動詞についてはこれ一冊で十分
★★★★☆
動詞だけ、それも基本動詞と呼ばれる、簡単だけど意味範囲が広い動詞の
概念が網羅されています。
単語の持つ機能や概念が理解できると、頭の中で英語⇔日本語の変換をせずに、
英語のままで理解して、英語のままアウトプットできるようになってきます。
こうした概念を解説した類書はいろいろありますが、これは必要十分が網羅
されていて、これ一冊あればじゅうぶんかな、という感じがしました。
例文も豊富、解説もかゆいところに手が届く感じで、これも英英辞典とは違うなと思いました。
はじめはCDはいらないな、その分価格が安ければいいのにな、と思いましたが、
このCDが意外と使えました。
通勤途中に繰り返し繰り返し聞いていると、「読書百遍意自ずから通ず」では
ないですが、動詞の持つコアイメージが段々と定着してくるようです。
本の作りも「事典」となっているので、最初から通して読むというのは
若干苦痛なので、ふだんはもっぱらCDをひたすら聞き、時々気になった単語
を本で再確認、というふうに使い分けています。
レイアウトが少々見づらく、せめてアルファベットのインデックスがページの
端についていれば便利なのにな、という点で星4つです。
使えます!
★★★★★
124の基本的な動詞と
その用例が1232紹介されています。
むずかしい動詞はほとんどないのですが
カンタンな動詞ほど実際に使うのはむずかしく
辞書で調べてもなかなかつかめないことが多いのですが
この本は、他動詞/自動詞などといった文法的なこむずかしい解説も
なく、ひたすら使えそうな用例や言い回しが紹介されているので
とてもわかりやすいです。
たとえば「wear」という動詞。
ふだんは「着る」と覚えていましたが
この本では「to have on the body」と解説され
「化粧が濃い」「髪を長くのばしている」「香水をつけている」
などの言い方が紹介されています。
「着る」という覚え方では
こういう言い回しは覚えられなかったと思います。
紹介されているのは基本的な動詞ばかりですが
こういう風に覚えていけば
かなり会話力もアップしそう。
またCD付きなので発音も確認できていいです。