私はこれを、英会話教室に通っていたころに使っていました。
教師との会話にとても役立ちましたし、そのころできた英語圏の友達とのコミュニケーションにもかなり便利でした。

例を知っておくと、自分の会話における自信も違ってきます。不思議なもので、自信がない表現を言葉にする場合、自然と声が小さくなったりして通じないことが多いのです。その点でかなり有益な一冊かと思います。

私は留学先で本書を重宝しました。日本にいてもあてはまりますが、ネイティブと会話するときに大切なものは会話のテンポだと思います。言いたいことがのど元まででているけどなかなか口に出ない！、ということはよくありますが、それではネイティブは反応がおそいと感じ、会話に苛立ちを感じてしまいがちです。しかし、それを解消してくれるのが本書です。

本書に掲載されている表現は短いので、忘れにくく口にも出しやすいため、会話において「的を得た」表現ができ、会話もはずみます。また、同意表現も数多くのっているので、同じ文句ばかりを使うことを避けることができます。やはりいつも"Good luck!"とばかり言うのではなく、"Hang in there!"というと、ネイティブからも「こいつ英語できるな！」と思われるのでは！

会話表現がふえるので、もちろん英検やTOEIC対策にもなります！本書を使って英会話上手になりましょう！

英和の会話辞典としては最高だが、英和辞典としての限界がある。外国語学習者向けの英英辞典が学習に必要なように、英和の会話辞典を補う英英の会話辞典が必要だ。英和と英英との両者を使えば、「とっさのひとこと」がヨリ役立つ。「とっさのひとこと」の英英版と言えるような会話辞典として「Ntc's Dictionary of Everyday American English Expressions: Presented According to Topic and Situation」と「Common American Phrases in Everyday Contexts: A Detailed Guide to Real-Life Conversation and Small Talk (Ntc English-Language References)」との両者のセットを私は推薦する。このセットと「とっさのひとこと」との三冊の相乗効果は大きい。

私は英検準一級を持っていますが、この本に載っている表現は、正直知らない表現が多かったです。英検の合格のための語句、表現ではなく本当に、日常使うものばかりです。（もちろん、英検にも役に立つでしょう） 如何に受験英語ばかりをやっていたのか痛感するほどです。載っている表現を覚えれば日常の英会話が楽しくなること請け合いです。

インターネットのチャットＩＣＱでももちろん使えます。

ちなみに、私が最近使っている辞書は、英英辞書がコリンズコウビルド英英辞書、スラングが Dictionary of American Slang、電子辞書がSONYの英和・和英辞書（語彙数約２０万語）、英英電子辞書（SEIKO American Heritage Dictionary：日本にはありせん）です。

NHKの英会話とっさのひとことの内容が紹介されています｡ 誰にでも使えるような英単語で様々な場面で使われる簡潔な表現｡駅までの道案内とか自己紹介とか店での表現とか色々｡

英会話の表現集の中ではたぶんこれが最高だと思う｡特に初めて英会話の勉強をする人にはいいでしょう｡ほとんどの表現が３～４文字で済まされているので誰でも簡単に暗記することができます｡単語も中学程度のレベルでOK。

６枚組CDも買ってヒアリングの練習も完璧にできる｡英会話の独習用にはぴったりだと思います｡量も多くて日常生活範囲内の英語はカバーしています｡