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英語語義語源辞典

価格: ¥5,250
カテゴリ: 単行本
ブランド: 三省堂
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単語のルーツを知る楽しさ ★★★★★
総収録語数が49,000ということで購入前は、大丈夫かなと不安でしたが
実際に使ってみると全く問題ありませんでした。
(英字新聞で調べる程度の語彙は問題なく見つかります。)

前書きには「ある程度英語力のある人向け」と書かれてあり、確かに
ジーニアスなどの学習用辞典よりも語義、語源に集中してあるので初学者には
ややきついでしょう。
でも、社会人以上なら多分逆に楽しめると思います。

なぜなら他の英和辞典では、それぞれの語義について分けて説明しますが、
本書はその語のもつ「基本的な意味」からどのような意味に派生したか、
とてもわかりやすく、日本語訳になると複数の意味を持つような語も、実は
ある基本的語義からの派生だと理解できる説明になっているからです。

語源については、複雑な説明をかなり簡略化しています。
本気で語源を調べたいなら他の辞書(Websterなど)を見ればいいでしょう。
私の場合、英単語をより記憶しやすくするために活用しているので、
このレベルの語源説明で丁度いい感じです。

ともすれば、無味乾燥になりがちな単語学習が、歴史の中で変化する言語の
面白さに変わります。
お奨めです。
読んで楽しむ英語語彙の豊かな世界 ★★★★★
 英語の単語の歴史的由来や起源について徹底的に例解した辞書。読んでいるだけで飽きることはなく、用例や慣用句も充実している。類義語や反対語、日英語対照などの記述も多く、語彙の体系を見渡すことができる。
 とにかく本書の優れているのは英語史、印欧比較言語学的に裏打ちされた語源の記述の豊富さである。ラテン語・ギリシア語起源である、フランス語・イタリア語経由である・・・時にはアジアのことばからの借用であるなど、長い旅を経てきた語彙の空間的・時間的広がりを贅沢に味わうができる。
 英語教師・研究者・上級学習者は豊富な語彙や文化的背景の補強のために本書を手元においておくことを薦めたい。
この語源辞典は実に面白い ★★★★★
英語の語義・語源に特化した辞典。語源をフィーチャーした辞典は数冊あるが、これは特に使い易く、また何より面白い。そして語源に詳しい辞典は、収録語彙数が少ないことがあるが、これは実に豊富。でありながら、さすが語源辞典、その説明も実に分かり易い。英語の語彙力を豊富にするには、ギリシャ語やラテン語を語源とする単語を多く知ることは避けて通れない。かと言って両言語をゼロから学ぶまでもなく、またその余力も大抵の方々はない。そういう方々には、この辞書はうってつけだ。全ての単語にその語源、そしてどうしてそのような意味になったのかについても説明が付記されており、読んで行くだけでも面白い。語源辞書としては今の所この書がベストなのではないか。
難しいことが分かりやすい ★★★★★
意味中心の辞書、と考えていいと思います。語義の記述に特徴があって、国語辞典のように英語の定義を「読む辞典」。語源は意味の理解を掘り下げる役目を果たしていて、しかもOEDのような記号(L.,Fr.,OE,ME,>だとか)を用いずに説明されているので、分かりやすいと思います。
ちなみにこの辞書の編者の小島義郎先生は小・中学生のときに聞いたNHKラジオ講座「基礎英語」の先生ですから、いい年になった今でも「あの分かりやすさ」で英語を教えてもらってるという感じがします^^
この辞書、基本的には「読むための辞典」です。 ★★★★★
この辞書、帯にはっきり「読む辞典」と書いてあります。

「まえがき」にも、当該辞典の成立過程について述べられ「折角作るのであれば単に『読むための辞典』に終わらず、英語を読む際常に座右に置いて『引くための辞典』として、一般の英和辞典と同じ規模のものにしようということになり幾多の変遷を経て今日に至った」とあり、本来「引く」ことより「読む」方に重きを置いた辞典であることが示されています。

この辞書、実際に使って思うのは、(「まえがき」にあるこの辞典の特色として説明されている通り)語義欄に「わかりやすくできるだけ物語風に」「意味の変遷」が列挙されてあるのを「語源と関係付けながら」読む必要のある辞書だ、ということです。

語源と今日用いられている一般的な語義との間に隔たりがあるほど、その橋渡しが必要になり、その橋を架けるのになかなか骨が折れます。「意味の変遷の物語」を想像力を働かせつつ時間を取って、読み取る必要があるのです。

大修館書店の「英語語義イメージ辞典」(見出し語数約3千)では、著者がその橋渡しの労をとって、読者は用意された橋を渡るだけで良いのですが、当該辞書(見出し語数約5万)では、橋の素材も、橋のおおまかな図面も用意されてはいるものの、橋そのものは自分の力で架けることが求められています。

なかなか大変な作業が求められますが、それでも、研究社の「英語語源辞典」に比べれば、ずっと橋を架けることを楽しむことのできる辞書だと、私は思います。