利用するほどに面白くためになるスグレ物
★★★★★
使ってみて良かった点は
1.随所に同じような意味の英語表現についての使い分けの解説があること
2.実際に使用する際に注意すべき語法ポイントや、誤った使用例、さらに
会話実例や会話での表現の場合など学習できる記述が多いこと
3.他の辞書に比べて二色刷り、印字の濃淡、余白など、見やすいと思うこと
4.日本語が日本語コーパスに基づいて日常普通に使っている言葉が多く
作文にも会話にも利用しやすいこと、等です
また巻末の付録も参考になるものが多く、とりわけ基本文型表は
高校生から社会人まで、英作文やスピーキングのために覚えると大変な
威力を発揮する秀逸のまとめだと思います。 大野実さんという方が
類似の文型の本(動詞について)を出版されていますが、
本書のまとめの方が文型や語法ポイントを具体的につかみやすく
学習(覚える)に適していると思います
受験生の方にはディスコースマーカーの部分も参考になりそうですね
購入の際に類書も検討しましたが実際に使用してみて自信をもって
オススメできる一冊です
読む辞書ですね。
★★★★★
もう十数年前の話になるが、学生の時に英語の辞書を読んでいる同級生を見た。そのときに私は、「こいつは何をやってるんだ?そんなことより構文や単語を覚えなきゃダメじゃない」と感じていた。
しかし最近になり、子供の教育用にこの辞書を見たときに私の考えは変わった。この辞書は読めます。多分、この同級生はこのようにして辞書を読んでいたんだと気づいた。
専門用語に弱い辞書?
★☆☆☆☆
たとえば、スピーカー用
の箱の事『enclosure』を
『箱』であるいは『スピーカーの項目』や
『エンクロージャー』
でさがしても出てこない
のである、また『高域用スピーカー』である
トゥィターも『tweeter』
で探してもでてこない、同じである。
また、『原子炉』つまり『nuclear reactor』
も出てこない。『原子』の項目でやっとでるくらい
である。
これはつまり受験生用の和英辞典ということか?
装丁も紙質も気に入ったのだったが、評価は星
一つ、残念である、これほど英作文に向いた
辞書見つからないのに。
これは、わたしの勘違い?まさか、そんなことは
なかろう。技術、専門用語を英訳するひとには、
注意をうながしておく。
全部読んでみたくなる辞書 (脱・受験用カタカナ英語)
★★★★★
大学受験をしている頃、英作文の先生から和英辞典なんて
使って英文を書こうなんてしているうちはダメだ、と言われ
それ以来和英辞典を手元に置くことなど無かった私でした。
受験用カタカナ英語の枠を超えていない自分の表現力に困る事が
多くなり、実用英語の表現集としての和英辞書もあった方がいいかな、
と思い、レビューを見て一番評判が良さそうなので買ったのが
この辞書でした。
まだ、パラパラとしか読んでいないのですが、勉強になるだけで無く
実に面白いです。時間があればじっくりと全ページ読んで見たいですね。
内容はいい。
★★★☆☆
非常によい和英辞典です。
ジーニアス和英辞典第2版と比べてみると遙かに出来がいい。
「家」を訳すときhouseかhomeどのような使い分けがあるかや
頻度チャートでどちらの語の頻度が高いかを示したWORD CHOICEや
文学作品を訳した「翻訳のこころ」など読んで楽しい。
用例も豊富で日本語を英語に訳すときに非常に助かる。
これはひとえに日本語の分析をしっかりしてから英語に直すという
編者・著者のたゆまぬ努力だろう。
和英辞典は今までで3冊(1冊は高校の時に旺文社、後の2冊はジーニアス和英。)
あまり買わないが、必要に迫られ所有したが今回の購入は非常によかったと思う。