××新書とかんがえましょう
★★★☆☆
これでロシア語を学んだことにはなりません。雑学程度です。
ロシア語をまったく知らない人に「こんなんです」と知識披露するには良いかもしれません。
普通に学習するなら、新NHKか、しっかり学ぶの方をお勧めします。
取っ付きにくい文法も頭の中に流れ込んでくる、一読の価値あり!
★★★★☆
ロシア語はしばらく前に独学で、CDや、NHKテレビ講座などでやっていたが、文法が(呼び方)馴染めなくて、なかなか身に付かなかったが、この本は、説明が解りやすく、思わず引き込まれるように読めるので、しっかりと頭に入ってきて、非常に解りやすかった。
また、ミニCDで発音を聞けるので、特にうれしい。ロシア語は発音が難しく、耳からも確認できるのが大変に良い。
一読と言わずに、疑問の時、確かめたい時、気楽に見れる参考書としても使える。
簡単なアウトライン止まり
★★☆☆☆
この本に書かれていることは基本中の基本というよりは基本の一歩手前です。
名詞には種類がある、形容詞は変化する…など様々な事が例と共に取り上げられていますが、
ロシア語とはこういった文法を持っている言語であるという紹介がこの本の主旨でしょう。
フランス語などロシア語に近い言語を少しでも勉強したことのある人であれば、特別な発見はありません。
説明のレベル的には、英語にさえほとんど触れたことのない人を対象にしているような感じがします。
また、内容が希薄なのでこの本を用いてロシア語の勉強、上達をすることは出来ません。
簡単な作文や読解をするレベルにも至らないので、
十分な知識を得ようと思ったら他の本を購入しなければならず、二度手間になります。
各品詞の活用など煩雑な説明を省略するのであれば、
せめて発音にはしっかりと焦点を当てて欲しかったと思います。
アクセントに記号を付けるのは良いと思いますが、発音は全てカタカナで表記されいるため、
大部分である初心者の読者は否応なしにカタカナ式の音で読んでしまいます。
ロシア語を勉強する人であれば英語の知識はあると思うので、
アルファベットを用いてより覚えやすく原音に近いものを身に付けられる様にするなど
工夫が必要だと思います。
最初の一歩に最適
★★★★★
読み物調にかかれているのでスムーズに進んでいけます。
もちろんこの本だけでは足りない部分がありますが、
それが却って自然と次の段階へ上がれるきっかけになるかも知れません。
語学習得は苦手意識を持つと成長が止まってしまいますから、
ウォーミングアップとしてこれは最適な一冊でしょう。
ざっと全体をつかむには最高の本
★★★★★
もちろんこれ一冊では入門書としても用を足さないが、
私はNHK新ロシア語入門を読みながら、「いったい、
この言葉では何に注意をして学習を進めたらいいのか」
と思って手に取り、一読し、ロシア語についての
鳥瞰図を見た気がした。
いわゆる入門書の場合、性質上、ゼロから積み上げていく
方式になるが、その場合、好みはあると思うが、
どうしてもいま何を勉強しているのかが見えにくくなって
しまうときがあると思う。私は、ごく初歩の段階から、
全体像を手に入れてしまったほうが学習を進めやすい
タイプなので、非常に助かった。
これを読んだあとには、入門書・文法書での学習をする際に
自分の今いる場所がよくわかって、読む前よりもスムーズに
勉強できるようになった。