第一部からはじめるとかなりの努力が必要かもしれません。第一部は類似の表現をリストアップしており、これを毎日勉強するのはちょっと退屈かもしれません。第二部は場面ごとの話題なので、関連づけながら覚えることができます。
少し長いナレーションが音読できるようになった後、(A)更にレベルアップするためと、(B)生活の中ででてくるネイティブにとっては当たり前の単語を覚えるために最適と思います。わたしなりの段階で言えば第3.5段階くらいの適書かなと思います。
私達はスペイン語を外国語として学んでいます。意外と難しい単語は英語から類推することが出来るのですが、簡単な日常生活に出てくる単語が分からないことがあります。
本書は生活の色々な場面を、ほとんどナチュラルスピードに近い速さで、描写しています。逆に言えば難解な単語はありませんが、ネイティブにとって生活の中で当たり前の単語(つまりそれは私達も基本語として知っておいたほうが良いもの)が豊富にでてくるので、スピード及び生活単語の面で、おすすめです。