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ダライ・ラマに恋して (幻冬舎文庫)

価格: ¥648
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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チベット入門 ★★★★☆
チベットに興味をもったとき、友人に勧められた一冊。
そんなに重くなくチベットを取り巻く現状を知ることができる。またチベット仏教の考え方にもハッとさせられるものがあり、日常を反省させられるような場面もちらほら。
文体は口語で、まるで友人の土産話のように「それで?それで?」という感じでどんどん読みすすめて行きたくなる楽しい作品でした。
旅行エッセイとしては面白いのでしょうが・・ ★★☆☆☆
世界中を旅する女性の旅行エッセイとしては面白いと思います、多分。
ただ、チベットやダライ・ラマに興味があって、と言う人にはしっくり来ないのではないでしょうか。
何年もダライ・ラマに会いたいと思い続けてきた! チベットを理解したいんだ! と言う情熱は語られてますが、その割にはダライ・ラマの幼名を「テンジン」と間違っていたり、「カルマ」の意味さえ知らなかったり・・。(何冊か本を読むより体でぶつかって友達になればいい!と言うキャラの方だとは思いますが。)クライマックスのダライ・ラマへのインタビューも、超多忙なダライ・ラマに、意地悪な言い方をすればマスコミと言う特権を利用してまで謁見した割に陳腐で、少しがっかりでした・・。(上田紀行ほど濃いインタビューを期待していたわけではありませんが。)

あくまでも、そもそもチベットに興味があってこの本を手に取った者の感想です。
夢叶って ダライ・ラマ ★★★★☆
たかのてるこの本をこれで4冊読んだ。
そして、”ガンジス河でバタフライ”の映画も見た。
彼女のいいところは、単純に(笑)いや純粋に
その国のこころに飛び込んでいけるところ。
この本も、一般の「なんとなくダライ・ラマ」ではなく
彼女なりのスタンスを感じさせるような気がした。
ダライ・ラマに会う前に、チベットという国や、インドだけどチベットを守っている地方。など、その地域地域の感性も伝えていて、そのあとに念願のダライ・ラマに夢叶ってやっと会える・・・という構成もよかったような気がする。
著者のキャラクターが・・・。 ★★☆☆☆
ダライ・ラマの本や関連の映画などに接した後、初めてこの著者の本を読みました。
タイトルと言い文章と言い、受け狙いですねぇ。

親しみやすいキャラクターと言えるかもしれませんが、はっきり言って図々しい、行儀が悪い。知り合った医師の実家に行って泊めてもらい、朝食に出されたパンにかぶりつき、「お行儀が悪い」と嫌な顔をされ、「食パンにかぶりつくような感じでかぶりついていったい何がいけないんだ?」というところでは、読んでいて本当に恥ずかしくなりました。

日本でだって、食パンに歯形をつけてかぶりつくなんて、本当にお行儀が悪い事ですよ。そんな感覚も持ち合わせないこの著者が、外国で日本の物書きとして行動している。日本人に接する機会の少ない人たちは、日本人ってこんな感じなんだ、と思ってしまう。
そういう事を少しは考えて行動して欲しいな、と感じました。
ダライ・ラマに興味津々 ★★★★★
ダライ・ラマが、どんな方かよく知らないまま
この本を読みましたが、たかのさんのおかげで、今、興味津々です。

ダライ・ラマのインタビューには、感動しました。
全然いばってなくて、それどころか腰が低い感じが
おぉ〜本物だなーなんて思わせます(かっこいいなぁ)。

また、旅の途中で出会った人が
ホントいい人ばかりで、読んでいて癒されます。
こんな風に、誰にでも心優しく接することが出来たら、
きっと人生は、平和なんだろうなー。


たかのさんの『モンキームーンの輝く夜に』が、あまりにおもしろくて、
たかのファンになったのですが、
この本は、大笑いするというより、「愛とか人生」を
考えさせられる本でした。