「うちのお菓子はちょっとちがう」
確かにちょっとどころかだいぶ違います。
マフィンのケースが春巻きの皮だったり、モンブランのスポンジが食パンだったり、ラビオリが餃子の皮を利用して作ってたり、市販のビスケットにバタークリームをぬって積み上げて生クリームで飾ったり・・・。
個人的にですが、食パンのモンブランなんて食べたくありません。
スーパーのスポンジをカットして使ったほうがおいしそう。
マフィンのケースは、紙型やグラシンケースを使ったほうがずっと楽チン。
なんか、変なところが楽だったり、やたら凝ってたり・・・

そんなこんなで、作ってみようと思うまで力が要りました。
本を買ったお金がもったいないので、作りやすそうな、レモンケーキとスコーンを作りました。

レモンケーキは、脇先生のお母様がよく焼いてくれたケーキだそうです。
東京オリンピックのころのお菓子。
たしか、まだ、お砂糖がとても高価だった時代です。
私には、お砂糖をふんだんに使ったお菓子で、甘いだけで、おいしいものがなにもなかった時代の高価なケーキって感じがしました。

スコーンは、普通のスコーンに比べると柔らかめで食べやすいのですが、感動するほどおいしくはありませんでした。
もしかしたら、私は、スコーン自体が苦手なのかもしれません。
スコーンが大好きな方、ごめんなさい。

どちらのお菓子も、家族におかわりをすすめたら、「もう、いいわ」って言われました。

私は、どちらかといえば、焼きっぱなしのケーキが好きです。
パウンドケーキとか、マフィンとか、シフォンケーキとか・・・
そういうレシピが全体の２分の１以下です。
（シフォンケーキは載ってません）
あといくつか作ってみて、好みの味じゃなかったら、もう作るのをやめようと思ってます。
ごめんなさい。

まだ作ってないのでお味はわかりませんが、
やわらかプリン
焼きりんご
カスタードタルト
オレンジとアーモンドのフォンダン
ロッシェ
チョコマーブルチーズケーキ
ミアス
パルミエ
ジャム入りマドレーヌ
生クリームのふわふわケーキ
桃のミニパウンドケーキ
が作りやすそうです。

どれをつくっても美味しいから、どんどん次のレシピに挑戦したいくなります。
買って良かった一冊です！

使ってる卵のサイズがMなんです。普通に買う場合LよりMのほうが沢山売ってますから、Mサイズの卵で作れるってポイント高い！で、作れば本当に簡単で無駄な工程、材料がないので、本当に作りやすいし、「さー作るぞ！」みたいな気合は必要ないです。ジャムが入ったマドレーヌは今まで作った色んなマドレーヌのレシピの中でも逸品でした（作ったのは私なのに！）
本当におススメ。

生まれてこの方、お菓子づくりをしたことのない私が、娘の出産を機にチャレンジしようと決めて、この本を購入しました。これまた１０年以上稼働していないオーブンに不安を感じつつ、メニューは一番簡単そうな「パルミエ」（これまたおしゃれなネーミングです）に決定し、２０分後にはすご～く良い香りと共にオーブンからすっごくおいしいお菓子が登場しました。もう、簡単すぎて人には作るところを見せられません。。これに気をよくした私は、もうちょっとバージョンアップした、でも冷蔵庫にある物でできる「生クリームケーキ」にも早速チャレンジしました。これまた１時間後にはしっとりふわふわのケーキができあがっていました。ほんとにこんなに簡単に、こんなに美味しいケーキが家で食べられるなら、お金をだして買う必要ないな～、とパティシエ魂に火がつきました。この本のレシピ制覇するつもりでがんばります！

おいしい、簡単。本によってはレシピどうりでも、上手にできないけれど、この本は、そんまま、脇雅世の正直な江戸っ子の?フランス仕込みの

ママの味。本当に子供に作ってあげている味だと。美味しくても、工程や材料が日常的でないと我が家の味として定着しませよね?このお菓子は何度もつくる気になり、何度も食べたくなります。あわせて、「うちのファミリーフレンチ」もお勧め