フランス家庭料理本の中でも特に見やすく、使いやすいと思います。
これ作ってみたかったんだよね〜というものは大体載ってます。
しかもオニオングラタンスープ等時間のかかるものを短時間で仕上げるコツも載ってます。
現在では絶版のようで、なかなか手に入りにくい状態なので
私はネットで定価の倍近い高い値段で中古を購入しましたが、
書店によってはまだ在庫が残っているところもあるかもしれません。
（大阪のジュンク堂には2007年7月末時点でありました！あぁ！（泣））
もし購入をお考えの方は、まず大型書店等のフランス料理コーナーを
探してみることをおすすめします。定価で新品が手に入りますから。

フレンチ料理は、手間のかかるお料理（ソースを作るだけでも時間がかかりそう）と思っていましたが、この本で紹介されているお料理は、のんびり作る私でも、４５分もあれば、テーブルセットが出来て、驚きました。チャチャ！っと作れる、おいしいデザートも献立に組み込まれていて、子供たちは、大喜びで、作った私も、大満足でした。

フレンチを作る！となると身構えてしまいそうだけれどこの本なら大丈夫。本当のフレンチの作り方だけれども省略できるところは省略して、スーパーで売っている物で安価に作ることができるように工夫されてます。脇さんの３人のお嬢さんの姿が本のあちこちにでてきて(つまみ食いしてるところとか、お母さんの手元を覗いているところとか、おいしそうに食べているところとか）とてもほほえましい。
私は心からこの本推薦します！！！！！

美味しいよ。フランスの写真のはいったレシピ本はおしゃれで写真集としては、憧れて楽しいけれど実用的でわないでしょう。この本は、和食っぽく毎日作れそうだし、ちゃんと作れるからいいわ。子供にママの味として何度も作り自分の味にできます。

気張って“フレンチ！”という料理を作るわけではなく、安いワインでもあけつつそれ風な料理が食べたいな、というときはこの本を開きます。グラタンやオニオングラタンスープなど、普通は作る時間にそれなりの覚悟をしなければいけない料理も、「あー、こういう方法があったか！」というアイディアで本当に30分で作れたりするので便利。また、鴨のローストを焼くときのちょっとしたコツなども紹介されているので、勉強になります。
さすがにコンフィなどの低温の油で調理するレシピでは電磁調理器が使われていますが、ぜひ脇先生にはフツーのガスコンロでコンフィを作る方法を考案していただきたいです。