初めての藤野さんの本
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藤野さんは国会議員というイメージがあり、
おいしいお菓子と結びつかなかったのですが、
みなさんのレビューで大絶賛だったので、
購入してみました。
感想は、上品でおいしい味になります。
作り方や、分量が多少面倒なところはありますが、
そこが味への違いなのかと思います。
バナナケーキはバターケーキなのですが、卵白を泡立てていれたり、
シフォンケーキは、ブラウンシュガーとグラニュー糖を両方使ったり、
チョコケーキやパンデピスは初めて作る作り方で不安を感じましたが、
今までにない食感でおいしくできました。
チョコチップクッキーはアメリカンな味であまり好みではありませんでした。
オレンジケーキは外国のオレンジの皮のすりおろしにどうも抵抗があって、
すりおろしなしで作ったのですが、、こちらも卵黄を多く使うという
不思議なレシピですが生地がしっとりキメこまく、おいしかったです。
日本のオレンジが出るころにまた作ってみたいです。
個人的にはエッセイも味の追求的な感じが出てて好きでした。
結構作ってみましたが、どれもおいしくできます。
今度はプリンを作ってみたいです。
シンプルなベスト本
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藤野さんの本は鎌倉書房のものからけっこう持っているのですが
(わりとレシピは重なってしまうのですが)
なにか作ろうかなーと思うとき、必ず手にする本のひとつです。
藤野ファンというわけではないけれど、
藤野さんの藤野さんらしいおいしいレシピが
ぎゅっとこの本にまとまっている気がします。
私は、食べる前に味の想像がついたほうがいいので
著者の思い入れを読むのは結構好きですが
きらいなかたもいるのかな。
レシピがもう少し多いともっとうれしいかなあとも思います。
あと、レシピの工程が多い物もあれば少ない物もあって
初心者向けともいいきれないでしょうか。
でも、タイトル通り藤野さんの自信作ばかりだと思います。
どれも間違いなくおいしいです。
作りました!!美味でした。
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バナナケーキとチョコチップクッキーを早速作りました。
オールカラーで写真撮影が上手なので使い古された感のほめ言葉ですが、見るだけでも楽しいです。
といっても完成品だけではなく作っていく過程も写真入りで解説されているのでとてもわかり易いです。
台所に置いて汚さないように気をつけて、これからもこの本のお菓子を次々に作ってみようっと・・・
そうです。創作意欲がモリモリ湧いてくる本です。
それと藤野氏のエッセイの部分。
短い文章の中から彼女が年を降る中でどのようにお菓子作りと関わってきたかということをうかがい知ることが出来ます。
そして、家族への愛情がお菓子作りの源泉なのだと感じました。
なんだかとても恵まれた遠い存在のはずの著者が身近に感じられ
大げさですが、日常生活を大切にしよう!と思わせてくれる1冊でした。
思い出のバナナケーキがp^^q
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約15年ほど前、初めての勤め先の秘書(外国人のおばさま)がよく焼いてきてくださったラム酒たっぷりのバナナケーキ。
本物のバナナは苦手ですが、これは絶品。彼女の転勤後、どうしてもあの味が忘れられず、もう一度食べたい!!と思っていたところ、
なんと、この本にレシピが!!まさしく、あの味。作った後、しばし、感動。若かりし頃(?)の自分も思い出し、これまた再び、感激。しあわせのデザートです。
藤野先生のレシピ本の中でベストだと思います!
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タイトルの『語り継ぐ…』というだけあって藤野先生のベスト総結集なのかなと思います。
オレンジケーキをはじめバナナケーキ、マフィン、クッキーなどの焼き菓子はただの焼菓子ではなく味が洗練されたお上品なものに仕上がります!藤野先生のレシピ本の中で一番のオススメだと思います。