医学的にいえば、ヴェジタリアンは健康に良い
★★★★☆
本書は、栄養学的、病理疫学的な側面について詳しく書いている。
ヴェジタリアンは、完全に動物由来の食物をとらないヴィーガンの場合は
ヴィタミンB12が別に必要となるが、
基本的には、その他のすべての栄養素を植物からとることができる。
それだけではなく、大腸がんをはじめとした各種のガンや心疾患においても、
ヴェジタリアンは総じて、より健康であることが疫学的に報告されている。
本書はこれらの報告を中心に、あまり倫理的、
環境的な論拠に踏み込んでいないのが特徴である。
特に栄養的な側面からヴェジタリアニズムに興味がある人にとって、
軽く読めていいだろう。
逆に言うと、やや記述が単調で、
読ませる面白み名がないのが残念ではある。
良書です
★★★★★
肉食の欠点、良い点、ビーガン(動物性の食べ物を一切取らない人)の欠点、良い点が偏ることなく書いてあり、一方的な意見を述べてありません。しかしながら、総合的に見る限り肉食を控えるべきだということがわかります。
ベジタリアンを始めるなら必読
★★★★☆
ベジタリアンンを始めて2週間になるが、体が軽くなり調子もよい。
ところが、何十年も続けてきた動物性食品の生活を突然止めて、
逆に体に影響はないのか心配になった。
肉や魚が体に悪いことはわかっていても、私たち人間はそういったものも
いただきながら栄養のバランスを取ってきたのだ。
そこで、本書を読んだところ、栄養のバランスについて詳しく説明されている。
ベジタリアンといっても、いろんな種類があり、私はビーガンを目指している。
ビーガンは特にビタミン12が不足するので補給が必要とのこと。
生きていく限り、病気になるし、いずれ死ぬ。
当たり前のことだが、少しでも快適に生きられるようにしたいものだ。